なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

こずえのカワラヒワ

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上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

4月8日手賀沼遊歩道脇の梢にカワラヒワが止まっていました。

辺りを見ていましたが、そのうち、飛び去っていきました。

 

日本発コロナ迅速検出システム

25分程度で陽性チェックができるそうです。

キヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 代表取締役社長:瀧口 登志夫)は、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断法開発に資する研究」における「迅速診断キットの基盤的研究開発」において、国立大学法人長崎大学(以下、長崎大学)と共同で新型コロナウイルスSARS-CoV-2)遺伝子検査システム(以下、検査システム)を開発*1し、この検査システムを用いた実用化研究に着手しました。

キヤノンメディカルは、長崎大学感染症共同研究拠点/熱帯医学研究所の安田二朗教授らと共に、遺伝子増幅法である蛍光LAMP (Loop-Mediated Isothermal Amplification)法(*2)を用いた検査システムの開発に着手し、検出感度、特異性及び迅速性等の基礎的な検証と感染者から採取された臨床検体を用いた検証に取り組んできました。その結果、一回の検査時間は25分以内、陽性検体は15コピー以上のウイルス遺伝子を約10分で検出できる性能を有し、また、SARSの病原体であるSARS-CoVは検出せず、高い検出特異性をもつ検査システムであることを確認しました。

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界中で脅威となっており、公衆衛生上の大きな問題として早急な対策が求められていますが、我が国の医療現場等で使用可能な迅速検査法は確立されていませんでした。今回の検査システムは、患者検体から新型コロナウイルス遺伝子を検出するまで約4時間を要する現行のリアルタイムPCR法と比較して、同程度の感度で、かつ、検体の前処理操作(ウイルス遺伝子の抽出)を含めても40分以内と、より短時間でウイルスの遺伝子検出を実現しました。また、本システムで用いる装置は、軽量かつコンパクトであるとともに操作性も優れており、医療現場や離島等での使用にも適しているという点も特長です。なお、本検査システム1台で一日あたり(8時間換算)224検査以上が可能です。

 

キヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社︓栃木県大田原市 社長︓瀧口 登志夫 以下、キヤノンメディカル)は、国立大学法人 長崎大学(以下、長崎大)とともに、遺伝子増幅法である蛍光LAMP法を用いた「新型コロナウイルスRNA検出試薬 Genelyzer KIT」を開発し、これを用いた迅速遺伝子検出システム(以下、本システム)が、この度、厚生労働省及び国立感染症研究所による「臨床検体を用いた評価結果が取得された2019-nCoV遺伝子検査法について」2020年3月26日版において、本システムが陰性一致率100%、陽性一致率90%以上として結果が公表されました。このため、厚生労働省の通知により、本システムを行政検査に使用することが可能となりました。