なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ハマナスの実

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上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。

7月24日谷津干潟ハマナスの花の下に成っていた実です。

ハマナスは、バラ科・バラ属に分類される落葉性の低木です。東アジアの温帯~冷帯にかけて分布するバラの仲間で、日本では北海道から東日本など日本海側の海岸の砂地に多く自生しています。日本では古くから精油の採取や、漢方薬として利用されてきました。

開花時期は、 5/ 1 ~ 6/15頃。
・海岸近くに植えらる。
・葉や枝に  こまか「とげ」がいっぱいあります。
・よい香りの花。
・夏に、ミニトマトのような形の だいだい色の実がなります。固いですが食べられます。
・甘酸っぱい味の実を  梨にたとえて、「浜の梨」の意で名づけられた 「はまなし」が 東北弁でなまって 「はまなす」になったそうです。
アイヌの人々は  魔よけのために戸口に立てて、  実は食用、種子をイヨマンテの祭りに用いたようです。


喫茶去

経絡現象学量子力学

について

永年の歴史と経験をもった鍼灸医学の精神を、科学的な立場から検討を加え、理論を確立して近代医学の中で融合し、新しい理学療法とした良導絡理論によれば

 表皮に微弱な電気を流すことで、電流の流れやすいルートや電気抵抗の低い点を見つけると、それが全身の経絡・経穴と一致したそうです。

でも、そのルートが、経絡・経穴と全く同じものだという証明は、できていないようです。

しかし、仮に、経穴は“電気抵抗が低くて電気を最も通しやすい反応点”であり、経絡は“電気が流れやすく体表を走り各臓器と繋がっているもの”と考えると

経穴や経絡を流れる気とは”電子の集まり”で、経絡は”電子の通り道”

と捉えることもできます。

電子や他の素粒子の振る舞いは、量子論の標準理論で説明できます。

電子には陽電子,陽子には反陽子というように,すべての粒子には電気的性質が逆でそれ以外の性質がほとんど同一な「反粒子」が存在します。電気を帯びていないエネルギーから始まった原始宇宙には,粒子と反粒子が同数ずつあったはずです。しかし,誕生から約137億年たった現在の宇宙は,粒子だけからできており,反粒子でできた反宇宙は存在しません。宇宙の進化の過程で,反粒子は消滅したことになります。すべての物理法則が粒子と反粒子の入れ替え(CP変換)で不変(CP対称)であるならば,宇宙の進化を説明できない。つまり,CP対称性は破れていなければならない訳です。人体も小宇宙であり、私達の経絡が電子の通り道という仮設が成立すれば、

十河孝博著[経絡現象学]という医学書

に掲載されている経絡治療法の理論的解明が量子力学でできるかもしれません?。

その経絡現象学の経絡診断検査法は、

磁石のN極, S極を使って, 決まった順に経穴を刺激し, 内関穴にN極を当てた時と, S極を当てた時の寸口の脈の大きさを比べることにより, 状態を把握する方法です。

でも経絡現象学でいう経絡ハイウェイは、一般の経絡とは異なるようです。

(1984年
十河孝博医博の論文
Method of Meridian Yin-Yang Test (part I).
による)

従来の経絡と経絡ハイウェイの差違がどうしてできたのかも含め経絡の理論的解明がなされれば、さらに多くの治療法が開発されることが期待できそうです。

古典の経絡の元となる中国の医学書の黃帝内経(こうていだいけい)は、紀元前3世紀以前の医学書なので差違があるのは当然かもしれません。