なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

桔梗の白い花

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

桔梗の花が咲いています。紫の花のそばで白い桔梗も咲いています。

白い花の集まりは、星を連想してしまいます。

そう、すばるです。以下に昴すばるについて書いてみました。


喫茶去 

星の神秘 すばる

について

家の近くに北星神社があります。

妙見尊星王主祭神とのことです。

妙見尊星王は、北極星または北斗七星を神格化した仏教の天部の一つ。尊星王、妙見尊星王、北辰菩薩などとも呼ばれるそうです。 

今回は、北極星と同じくらい有名な昴すばるについてのお話です。

以下にJAXAのすばるの説明
をご紹介します。

こおるように冷たく透き通った冬の星空、そのきらびやかな星座たちの中に、小さく群れている6つほどの星の集まりがあるのを、みなさんは見つけたことがあるでしょうか?

それが「すばる」星です。

「すばる」は、この星の集まりにつけられた名前です。
このような星の集まりを星団といいます。

「すばる」は外国語だと誤解している人が多いのですが、平安時代清少納言の著した枕草子にもでてくる、れっきとした日本の名前で、「集まって1つになる」という意味の古い言葉からきているといわれています。

欧米ではプレアデス星団という名前でよばれています。

清少納言の著した『枕草子』の一節(第236段)のすばる


星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。

星はすばる、ひこぼし、宵の明星が良い。流れ星も少し趣がある。尾を引かなければもっとよいのだけれど。

肉眼ではいくつかの星が集まって見えますが、実際は数百個の星が密集した「散開星団」です。一つひとつの星は太陽のように自ら光を放つ恒星で、その年齢は数千万年。

まだ出来たての壮年期に例えられる年齢で、およそ46億年の太陽に比べると、桁違いに若い星々です。

今は、梅雨ですが冬の星座を夢見るのも一興かもしれません!

茫と見え又ひとつづつ寒昴  (山口誓子