なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

東庄町のコジュリン

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上の写真は、コンデジpanasonic LUMIX DMC-FZ300 で手持ち撮影しました。

8月13日、コロナ禍以後初めての遠出撮影で笹川の利根川堤防に行ってきました。

コジユリン、セッカ、ウグイスの鳴き声は、聴こえてきましたが、オオセッカ、オオヨシキリ、コヨシキリの鳴き声は、聴こえてきませんでした。

とても暑苦しいお昼時、小鳥たちは葦原の中にいるようで、なかなか姿を見せません。


ようやく葦原の木の上で囀っていた夏羽のコジュリンを見つけました。

流石、東庄町(とうのしょうまち)の「こじゆりん公園」付近です。

参考 東庄町ホームページより引用

「コジュリン」は、東庄町利根川に沿つたアシ原に生息する世界的にめずらしい鳥です。人と他の生き物たちが共生できる豊かな環境づくりを目指すなかで、希少な鳥「コジュリン」をその象徴と位置づけ、東庄町の鳥に制定するものです。

(平成7年11月1日 制定)

今年もやっとコジユリンに会えました。

あまり暑いので、探鳥は、そこそこにして切り上げました。

参考 大利根河原の決闘

江戸時代、江戸と地方を結ぶ重要な水運だった利根川。川沿いには銚子や佐原、東庄町の笹川などいくつかの港が栄えていました。

江戸に向かう物や人で賑わっていたこれらの港では江戸末期になると、博徒の親分が多くの子分たちを従え、幅をきかせるようになりました。

講談や浪曲で人気のある「天保水滸伝」の主人公、笹川出身の繁蔵と飯岡の助五郎は、実在した博徒の親分です。

繁蔵率いる笹川一派が飯岡方を撃退した「大利根河原の決闘」は、笹川で実際に起こった事件です。

笹川一派の用心棒の平手 造酒(ひらてみき)のお墓も東庄町にあるようです。