なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

電線で親を待つ子ツバメたち

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

8月30日稲敷市浮島の電線にツバメの子供たちが20羽近く休んでいました。

巣立ちしたひな鳥たち。巣立ち後もしばらくは巣の近くにいて、親鳥は餌を与え続けます。

だんだんと飛べる距離も伸び、自分で餌をとる力もついてくると、巣から旅立っていきます。

今日は、南に旅立つための飛ぶ練習に疲れたようです。

近くを親つばめが飛んています。

 

参考:以前撮影したツバメの成鳥

 

細き身を 子に寄添る 燕かな

        与謝蕪村

 

練習を積んで上手に飛んて帰れますように!

 

喫茶去

ヤンソンス指揮ベートーヴェン交響曲全集の中の交響曲3番英雄を聴く


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ヤンソンスは1979年から2000年まで、オスロフィルハーモニー管弦楽団で首席指揮者を務め、国際的な評価を高めました。03年にバイエルン放送響、04年にアムステルダムロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に相次いで就任し、欧州の2名門のトップを兼任しました。来日公演もたびたび行っていました。

この全集は日本公演のベートーヴェン・チクルスの前に録音されたCDです。

今日は、その中から[英雄]を聴いてみました。

堂々としてかつ美しい英雄の演奏です。

フルトヴェングラーの緊張感あふれる演奏でなく、トスカニーニの疾風怒涛の英雄でもありません。とても[しなやか]な演奏です。

昨年、ヤンソンスが亡くなった(76歳)のは、期待が大きな指揮者だっただけに非常に惜しまれています。

死亡: 2019年11月30日, ロシア サンクト・ペテルブルグ