上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。
9月27日東京国立博物館の常設展示されていた重要文化財の不動明王立像です。
私の守り本尊は、不動明王なので、常設展示の不動明王立像を撮影しました。
東京国立博物館のこの仏像の説明は以下の通りです。
不動明王立像(ふどうみょうおうりゅうぞう)
1躯 木造、彩色、像高165.2
c1525
不動十九観様の形式にしたがう不動明王像ですが,表情や体つきにみられる,おっとりした諧謔味のある作風にはまだ型にはまらないおおらかな趣が感じられます。ヒノキ材の割矧ぎ造り。光背に「南□西来寺」と読める墨書がありますが,この寺については不明です。(以上)
不動明王は、空海の真言密教の渡来とともに現れる仏像で東寺の不動明王座像が有名です。
我が家にも、かって私が頂いてきた東寺の不動明王の御朱印が仏壇の中に飾ってあります。
私も困った時、不動明王の真言ナウマクサンマンダ・・・をよくとなえます。
私の家は禅宗ですが、何故か昔から弘法大師も祭っています。大日如来と不動明王は、とても馴染み深い仏像です。
ちなみに、成田山新勝寺の本尊の秘仏の不動明王も重要文化財です。
多分、新勝寺の不動明王は、秘仏なのて、写真撮影はできないと思います。
以下にネット情報の仏像ワールドの説明をそのまま引用します。
不動明王(ふどうみょうおう)とは?
語源は「動かない守護者」を意味し、インド神話のシヴァ神の別名です。シヴァは暴風雨の威力を神格化したもので、破壊的な災害を起こす半面、雨によって植物を育てます。その破壊と恵みの相反する面は不動明王にも受け継がれているのです。不動明王は仏法の障害となるものに対しては怒りを持って屈服させますが、仏道に入った修行者には常に守護をして見守ります。
大日如来の化身として、どんな悪人でも仏道に導くという心の決意をあらわした姿だとされています。特に日本で信仰が広がり、お不動様の名前で親しまれています。そして、五大明王の中心的存在です。五大明王とは、不動明王を中心に降三世明王(ごうざんぜみょうおう)・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)・大威徳明王(だいいとくみょうおう)・金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)の5体のことを指し、不動を中心に東西南北に配されます。不動明王の脇侍として八大童子のうちの矜迦羅(こんがら)・制多迦(せいたか)の2童子が配されることも多いです。ちなみに不動明王の持っている龍が巻きついている炎の剣が単独で祀られている場合があります。不動明王の化身とされ、倶利伽羅竜王(くりからりゅうおう)などと呼ばれています。
ご利益
除災招福、戦勝、悪魔退散、修行者守護、厄除災難、国家安泰、現世利益のご利益があるとされる。また、酉年生まれ守り本尊です。酉年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。
不動明王(ふどうみょうおう)の像容
背の低い、ちょっと太めの童子型の造形が多く、怒りの表情をしています。目は天地眼(てんちげん)といって右目を天に向けて左目を地に向けていますよ。口は牙上下出といって右の牙を上に出して左の牙を下に出しています。炎の光背を背にし、手には剣と羂索(けんじゃく)を持っています。剣は大日如来の智慧の鋭さを表現しています。羂索とは煩悩を縛り悪の心を改心させる捕縛用の縄のことです。
有名寺院と像
・京都府:教王護国寺(東寺)
・千葉県:成田山新勝寺
・神奈川県:浄楽寺
不動明王(ふどうみょうおう)の真言
ナウマク・サマンダ・バザラ・ダン・カン
私は、長い真言も唱えます。
以下にその真言を記載します。
「のうまく・さんまんだーばーざらだん・せんだん・まーかろしゃーだーそわたや・うんたら・たーかんまん」
意味
「激しい怒りの姿をされ、暴虐なるほどのお力を持っておられる守護尊、不動明王よ。私の迷いやさ障害を打ち砕いてください。そして私の願いを成就せしたまえ。」
喫茶去
バーンスタイン指揮
バーンスタイン指揮
ウイーン・フィル
(1981-1982年、ウィーン、ムジークフェラインザールにおけるデジタル録音(ライヴ)/グラモフォン盤)
バーンスタインは、イン・テンポで、どの曲の演奏でも造形性を重視していて、ゆったりと大きなスケールで演奏しています。
ウイーン・フィルの音は明るめに響いていますが、しっとりとした歌や楽器の音色の美しさは見事です。