上の写真は、EOS7D mark2にEF70-200mm F4L IS USMを装着して手持ち撮影しました。
11月7日手賀沼公園のコブハクチョウです。
2羽優雅に泳いていました。
喫茶去
二虎競食の計(にこきょうしょくのけい)、
駆虎呑狼の計(くこどんろうのけい)。
について
小説『三国志演義』ではたびたび登場する離反の計略です。
劉備と呂布がいる徐州の攻略を目論む曹操に、荀彧は両者の仲を裂く方法として「二虎競食の計」、「駆虎呑狼の計」を献策しています。
アメリカ大統領選挙は、古代中国の得意技の離反の計が使われているような気がします。
中国の昔の兵法書は、以下のようにいろいろあります。
『六韜(りくとう)』は古代中国の兵法書で、「武経七書(ぶきょうしちしょ)」の一つです。戦わずして勝利を収めるための戦略と戦術が具体的に記されています。
周建国の功労者である太公望呂尚(りょしょう)が、周の文王に兵法を指南する形で書かれています。
武経七書とは、『孫子(そんし)』、『呉子(ごし)』、『司馬法(しばほう)』、『李衛公問対(りえいこうもんたい)』、『尉繚子(うつりょうし)』、『三略(さんりゃく)』、『六韜(りくとう)』の七種の兵法書のことです。宋代に武人養成のためのテキストに定められました。
現代の超限戦にも立派に使われていそうです。
仮にバイデンか大統領に選出され、上院、下院とも民主党が制したトリプルブルーとなったら、今度は、中道派と極左サンダース氏勢力の離反の戦略が成立しそうです。
バイデンが極左勢力に引きずられれば、アジアの安全保障体制は、大巾な転換点となります。
どちらが大統領になってもアメリカが意思統一できなければ、敵対する国は、怖くなくなるのです。
現在のアメリカ大統領選挙を観ていると、あたかも、古代中国の戦略が、ほぼ成功しているようにも見えます。
コロナ以前、低所得者の就業率が高く、トランプ氏再選が、かなり有力の状態から、コロナ対応の失敗から、コロナ禍が深刻となり、失業が増加することにより、トランプ氏反対派が増加したこと、や、熱狂的でないバイデン氏側の結束を強める運動を扇動し、また、バイデン氏が有利になれば、トランプ氏側の運動に協力するなど、誰かが、選挙の混乱を画策しているように見えます。
今後、この計略がどちらに良かったか?
まだ、結論は、出ていません。
揺れ動くアメリカ。日本の安全保障は、危ういかもしれません。