上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF200mm F2.8L USMを装着し手持ち撮影しました。
1月31日、中沼田の水路にオオバンの群れがいました。
手賀沼から飛んで来て集団で採食しているようです。
喫茶去
般若心経の構造
について
上の写真は、以前、高野山の塔頭「一乗院」で頂いた般若心経の経本です。
般若心経は、真言宗・天台宗・禅宗を中心として、仏教の多くの宗派で読まれています。
基本的に般若心経を読まない宗派には、浄土宗や日蓮宗があります。
般若心経は、3つか4つの部分から構成されています。
1・・観音菩薩がお釈迦様の弟子であるシャーリプトラに、その教えを説く部分
2・・観音菩薩がシャーリプトラへ呼びかけながら、「空」の思想について説く部分
3・・「空」の思想についてさらに深めていく部分。
4・・「真言(マントラ)」という神秘的で特別な言葉の部分
これらの部分を、ひとかたまりにして見ると、このお経は、最後の部分の真言を讃えていることが、分かります。
般若心経 全文 (玄奘三蔵 訳)
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空 度一切苦厄 舍利子
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是 舍利子
是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中 無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界 乃至無意識界 無無明 亦無無明尽 乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故 心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰
羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶
般若心経
ここで紹介した般若心経は262文字のものです。
真言は、不思議な力を秘めていると弘法大師空海は言っています。
「般若心経秘鍵」より抜粋
~真言(しんごん)は不思議(ふしぎ)なり 観誦(かんじゅ)すれば無明(むみょう)を除(のぞ)く 一字(いちじ)に千理を含(ふく)み 即(そく)身(しん)に法如(ほうにょ)を証(しょう)す
私は写真しながら真言を唱えています。
喫茶去
ブレンデルのベートーヴェンのピアノソナタ ハンマークラヴィアと32番を聴く
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ≪ハンマークラヴィーア≫、第32番
ブレンデル
ベートーヴェンのピアノ・ソナタのなかで最大の規模を誇る大作《ハンマークラヴィーア》と最後のソナタのカプリング。ブレンデルは60年代前半の30歳を越えたころにヴォックス・レーベルにソナタと協奏曲の全曲を録音してベートーヴェン演奏家として名乗りをあげますが、この2曲の録音はフィリップスに移っての最初期のもの。彼ならではの楽曲への知的なアプローチを通して新たに挑戦していく情熱と気迫が感じられる演奏です。フィリップス・レーベルに移行してすぐに録音したもの。ともに2度目の録音で、理知的ながらも、スケールも大きく、覇気に満ちたアグレッシヴなアプローチが印象的な、後期のソナタ集となっている。(CDジャーナル データベースより)
収録曲
01
ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 ≪ハンマークラヴィーア≫ 第1楽章 : Allegro
02
ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 ≪ハンマークラヴィーア≫ 第2楽章 : Scherzo (Assai Vivace)
03
ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 ≪ハンマークラヴィーア≫ 第3楽章 : Adagio Sostenuto
04
ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 ≪ハンマークラヴィーア≫ 第4楽章 : Largo - Allegro Risoluto
05
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111 第1楽章 : Maestoso -
06
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111 第1楽章 : Allegro Con Brio Ed Appasionato
07
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111 第2楽章 : Arietta (Adagio Molto Semplice E Cantabile)