なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

湯島天神の梅まつり

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

2月20日晴れ。

湯島天神梅まつりに行って来ました。

300〜400本と言われる梅林。

境内付近で見事に咲いていました。

人通りも多く、合格甘酒を飲んで、梅の香に囲まれ、のんびりとした時間を過ごすことができました。

湯島天神は、江戸の代表的な天満宮であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っているため受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れますが、普段からも学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せているそうです。

また境内の梅の花も有名で、この地の梅を歌った婦系図(おんなけいず)の歌(湯島の白梅)(1942年 歌唱:藤原亮子小畑実)は戦中時の歌として大ヒットしました。

境内の梅木のうち約8割は白梅とのことです。

今年2月8日から3月8日開催の梅まつりも、今回で63回を迎えることになったようです。

回を重ねるたびに盛大さを増し、期間中延べ40万人の賑わいとなり、初春の東京年中行事として、各TV局、各放送局の放映又、各新聞紙上を飾り、今では全国の風物詩となって定着しています。

♫♫

湯島の白梅

作詞:佐伯孝夫、
作曲:清水保雄、
唄:藤原亮子・小畑 実

1(女)
  湯島通れば 想い出す
  お蔦主税の 心意気
  知るや白梅 玉垣
  残る二人の 影法師

2(男)
  忘れられよか 筒井筒
  岸の柳の 縁むすび
  かたい契りを 
  義理ゆえに
  水に流すも 江戸育ち

3(男女)
  青い瓦斯燈境内を
  出れば本郷 切通
  あかぬ別れの 中空に
  鐘は墨絵の 上野山