なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

満開の白梅

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我孫子市の鳥博前の道路脇に咲いていました。
満開の梅を見て古今集紀友則の和歌を思い出しました。
 

雪降(ゆきふ)れば木毎(きごと)に花(はな)ぞ咲(さ)きにけるいづれを梅(むめ)とわきて折(を)らまし
古今和歌集 冬 337番

訳:雪が降ると木々の一本一本に花が咲いた感じになるんだなぁ。その雪の花のなかで、どれを梅だと区別して枝を折ろうかしら。