偕楽園の紅梅が咲き誇っています。
端唄
♪
梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳ャなよなよ風次第
山吹や浮気で 色ばっかり
しょんがいな
浅蜊(あさり)とれたか 蛤(はまぐり)ゃまだかいな
鮑(あわび) くよくよ片想い
さざえは悋気(りんき) で角ばっかり
しょんがいな
歌詞の中で繰り返される「しょんがいな」は、歌の調子をとるための囃子言葉(はやしことば)。
一見すると「しょうがないな(仕様がないな、仕方がないな)」の類と解釈したくなりますが、具体的な意味はないようです。
ただ、「ああそうかいな」、「それからどうした」といった軽い合いの手としての意味合いはあるように思われます。