なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

口端を大きく開けて囀るオオヨシキリ

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上の写真は

TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC HLD キヤノン用 APS-C専用のレンズを装着し、一眼レフEOS7DマークⅡで手持ち撮影しました。

6月20日の午後、中沼田の叢で盛大に囀るオオヨシキリがいました。

夏鳥として渡来し繁殖するオオヨシキリは、ヨシ原のあるところによく生息します。

関東地方では、オオヨシキリは4月中旬に東南アジアから渡ってきます。

先に渡ってくるのは雄で、ヨシ原にテリトリーを確保して、2週間ほど後に渡ってくる雌を今か今かと待ちます。

雌は気に入った雄を見つけると、雄と番い、ヨシ原に営巣します。
ギョギョシ、ギョギョシは遅れて到着する雌への雄のラブコールであり、めでたく営巣後も外敵や他の雄からテリトリーを守るための昼夜を問わない雄の戦いの声なのです。

和名の由来は、ヨシを切り裂き、中にいる昆虫を補食するという意味のようです。


 大きな口を開けて「ギョギョシ、ギョギョシ、ケレケレ」と真っ赤な口内を見せて大きな声でさえずります。

 

オオヨシキリの鳴き声から「行々子(ギョギョシ)」は、俳句の夏の季語となっていて、

小林一茶の句に

「行々子

   口から先に

      生まれたか」

があります。