なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

銚子漁港のクロガモ

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 上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

2月25日銚子漁港にいたクロガモたちです。

今年はクロガモの当たり年か?

銚子付近のあちこちで見かけました。

本来は、沖にいる鴨なので、陸地近くの漁港ではあまり観られないはずですが・・・

 クロガモのオスの体は全身黒色で、飛んだ時も翼の上面、下面ともに黒いのでクロガモと名付けられたようです。クチバシも黒いですが、基部のこぶ状のふくらんだ部分が橙黄色で目立ちます。足は黒褐色で目は褐色。メスは全体が黒褐色で、顔と顔の下が淡灰色。クチバシは黄色い部分がなく灰黒色で、足も黒褐色。求愛時にはオスはピーフィーと啼き、メスはクルルルと低い声で鳴くそうです。ユーラシア大陸の北部などで繁殖し、日本には主に冬鳥として渡来し、九州以北の海上や湾にいます。時には数千の大群で見られることもあるそうです。北海道と房総半島以北の太平洋側に多く北海道東部の湖沼では一部繁殖しているとのことです。波の荒い岸近くに小群で生活し関東地方では銚子や九十九里海岸などでよく見られます。潜水が巧みで深さ約30mまで潜るといわれています。通常は水面下2~3mの深さで餌をとり貝類やカニ類、エビ類の小動物を食べるようです。時には藻などの植物性のものも食べます。海上から飛び立つときは助走が長く、低空を一直線に飛翔します。個体数が少ないにもかかわらず狩猟鳥に指定されています。