2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
アジサシとコアジサシの群れが東京湾の海上を乱舞していました。光の当たり具合でキラキラと光って見えます。海上を飛び交うアジサシたちの群れは、海の雄大さとおびただしい鳥の数によって、とても感動する光景を展開してくれます。
オオソリハシシギの4〜5羽の群れが海岸の浅瀬でエサを探していました。そのうちにバラバラに分かれて、個別に歩きながら、長いクシバシで、エサを探り当てていましたが、食べ飽きたのか、飛び立ちました。
浮島は、1920年から続いた霞ヶ浦の干拓により、1967年には陸続きとなってしまった約200haにおよぶ低層草原です。現在は、広大な葦原になっていて多くの鳥たちの生息地になっています。稲敷大橋のたもとのハイド裏で昼飯を食べていたら、あたりで囀っていたセ…
アマサギの群れの一部が、なぎ倒された稲穂の田んぼに降り立ちました。 左のアマサギはカエルのような獲物をくわえています。 何かを警戒しているようです。 危険を感知したのか個々に飛び立っていきました。
秋の渡りの可愛いトウネンの群れが、九十九里海岸の一宮河口付近に来ています。外洋の波が来ない静かな砂浜で、他の旅の途中のシギやチドリと一緒になってエサを探して歩き回っています。何かに驚くと一斉に飛び立ちますがすぐに同じ砂浜に戻ってきます。
九十九里海岸の砂浜を太平洋の黒潮が洗っていきます。寄せては返す波また波!!その波のつくる幾何学的曲線をなぞって、ミユビシギの小さな群れが、動いてゆきます。動きながらエサをとっています。小さな身体で忙しく動き回ります。それを何度も何度も繰り…
九十九里海岸に太平洋の荒波が押し寄せています。九十九里海岸は、千葉県東部、房総(ぼうそう)半島の基部東側にある砂浜海岸で、北の刑部(ぎょうぶ)岬から南の太東(たいとう)崎まで弧状に延びる。長さ約60km。遠浅の海岸です。ミユビシギの小さな群れが、波…
カイツブリが、水辺の浮州で休んでいました。2羽いたので撮影しようとしていたら、1羽は、水に飛び込んで潜ってしまいました。残りの1羽もいま飛び込むところです。スイスイ泳いで元気そうなカイツブリですが、時々、休憩しながら、夏を乗り切っていくの…
アマサギの群れが、稔りの田圃(たんぼ)に来ています。すでに取り入れの終わった田圃もあります。大半のアマサギが地味な冬羽になっていますが、夏羽のオレンジ色のアマサギも、少しですが残っています。アマサギは、全長50cmで、コサギ(61cm)より小さい…
白い夾竹桃も咲いていました。夾竹桃の花は、赤、ピンク、白の3色のようです。でも、夾竹桃は、赤やピンクが印象的かもしれません。 ヨーロッパの伝説によると、顔が雪のように白くて美しい白砂姫という姫がいました。父の「地の神」は、「植物の神」に縁談…
キョウチクトウが、咲いています。夏を代表する花木の夾竹桃、この花の咲く頃は、いつもとても暑い日々が続きます。この鮮やかな赤い花は、青い空によく似合います。夾竹桃は、いつもどこかで見た記憶が蘇る不思議な花です。
騒がしく鳴いていたセミが地上に落ちてきました。まもなく死を迎えることでしょう。 弘法大師、空海の「秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)」の言葉を思い出しました。 「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く 死に死に死に、死んで死の終わりに冥(くら)し」
アオサギに入れ替わって、今まで休んでいたチュウサギが餌場に出かけました。サギたちも生活の知恵で暑さをしのいでいるようです。
この暑い夏の盛りでもサギたちは元気です。それでも、暑い餌場から日陰に返ってきて少し休んでまた餌場にでかけたりして、身体の調整をしているようです。このアオサギも暑い餌場から帰ってきて舞い降りました。日陰で休もうとしているようです。鳥たちも暑…
「秋の渡り」のキョウジョシギも干潟に顔を見せました。キアシシギに混じってエサをついばんでいました。キョウジョシギ(京女鷸)は、その華やかな夏羽を京女に見立てたのが和名の由来とのことですが、真夏に見るキョウジョシギは、少し暑苦しそうに見えます…
引き潮時の干潟の杭に、キアシシギがとまって、潮が引くのを待っています。杭の上で、暑さをこらえていますが、時々、ピーィピィーと鳴いています。早く干潟が現れて、すぐにでもエサを食べたいからでしょうか? 待ちきれないで、鳴いているのかもしれません…
炎天下の谷津干潟の路傍に白い百合が咲いていました。思いがけなく、この白百合に出会ったためか、ふと、佇んでしまいました。この花の付近が、何か別の世界でもあるかのような錯覚を覚えます。ユリは姿が美しく、美人の形容にも例えられています。日本は、…
笹川の葭原には、セッカに負けない元気者、オオセッカがいます。オオセッカは、この暑さにめげないで、何か所もあるソング・ポストにとまって、何回も何回も自分の縄張りを巡回し、しきりに囀ります。ジュク・ジュク・ジュクと濁声の合唱があちこちで聞こえ…
各地で、連日の猛暑日がつづいています。高知では、日本の観測史上最高の気温41°Cが記録されたそうです(8月12日)。利根川下流の笹川付近の葭原も、灼熱地獄のような熱気で燃えたぎっています。 今まで、うるさいほど大声で鳴いていたオオヨシキリの声…
立秋を過ぎたのに、40度を超えるような、酷暑が続いています。今、夏の真っ盛りで、山野の鳥はほとんど見かけませんが、海辺では気の早いシギやチドリが、あちこちの干潟や砂浜で、セッセと餌をついばむ姿が見られ始めています。シギやチドリの仲間は、繁…
この夏、利根川下流の笹川に何度も撮影に行きました。いつも同じ場所で同じコジュリンに会いました。このコジュリンとは、お馴染みさんになったようで、私が撮影に行くと、杭にとまってツイー・ピーと鳴いて、出迎えてくれますし、草にとまって、ポーズをと…
真夏の太陽がさんさんと輝く、日当りのよい湿地に、コバギボウシの花が雑草の間から顔を出していました。雑草にもめげず、きれいな花を咲かせていました。涼しげに咲いている可憐な花は、不快な夏の暑さを少し和らげてくれます。草ぼうぼうの中にもひっそり…
外房の海岸で、シギたちが休んでいました。小さな群れです。旅の疲れか、立っていないで、しゃがんで休んでいるシギもいます。はっきりしないのですが、キアシシギの群れのようです。キアシシギの秋の渡りの到来時期は7月下旬と早いので、最近、やって来た…
外房の海岸をオオメダイチドリの幼鳥が歩いていました。オオメダイチドリは、全長:22〜25cm とメダイチドリ(19〜21cm )より少し大きいチドリです。数少ない旅鳥として干潟、砂浜、入り江、岩礁などに渡来します。南西諸島では比較的多く、少数が…
日照りの厳しい、干潮の干潟に、コチドリ幼鳥が飛来しました。千鳥足の言葉どおり、ジグザグに移動と静止を繰りかえして、予期せぬ方向に歩いていきます。この予期せぬ動きをみていたら、「金融工学」(financial engineering) の公式を思い出しました。こ…
夏の昼下がり、セミがあちこちで鳴いています。我が世の春と激しく鳴いています。 「松風の 絶へ間を蝉の しぐれかな 」(夏目漱石) 少し大きめの鳥が、木陰の茂みに飛び込んでいくのが見えました。 近くのセミの声が消えました。 その茂みから、何かを咥え…
青松(せいしょう)の中ほどの枝にオオタカが身を隠して、獲物を狙っていました。長い間動きません。辛抱強く待っています。どうもオオタカの幼鳥のようです。まだ、狩りは、得意ではなさそうです。この近くにいた人の話では、このオオタカ幼鳥は、早朝、こ…
千葉県の深い森林の池でオシドリを見つけました。水を蹴立てて猛スピードで泳いでいます。暑さで苛ついているのでしょうか?夏羽のオシドリのオスは、メスのような羽になるので、オス、メスの区別は分かりづらいのです。暗い場所なので、色が不鮮明ですが、…
8月2日は、やませ(山背)のため、涼しい朝になりました。「朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)」というように、我が家の朝顔も、いつもは、朝7時ちかくになると、元気のない萎れた朝顔になっています。でも、今朝は、涼しいので、7時ころでも、と…
海岸の砂地にひっそりとハマヒルガオが、自生していました。昼間に咲くハマヒルガオは、つる性で砂浜など地面を這って、薄桃色をした可憐な花を咲かせます。 真夏の昼下がりでもこの花は暑さにめげず健気に咲いていました。この酷暑の中、ハマヒルガオのよう…