なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

晩秋のカラスウリ

我孫子市谷津ミュージアムを歩いていたら、カラスウリを見つけました。カラスウリは、晩秋の夕陽をあびて、とても輝いていました。子供のころ、よく見かけたカラスウリも、近頃ではあまり見かけなくなりましたね。吊るし柿のように見える鈴なりのカラスウリ…

手賀沼遊歩道のツグミ

今年も手賀沼遊歩道にツグミがやってきました。まだ、きたばかりなので、警戒心が強く木にとまっても落ち着きがなく、すぐに飛び去ってしまいます。ツグミを見ると、冬の到来を感じますね。ツグミの「クィ、クィ」という鳴き声を聞けるのは、秋も深まった11…

ムクノキの実を食べるドバト

手賀沼遊歩道のムクノキの実が熟して黒っぽくなっています。熟した実は、食べてみると干し柿の味に似ていて、人が食べてもおいしいそうです。実がとてもおいしいので、鳥たちにも大人気で、木全体が熟すと、いろいろな鳥たちが訪れて、すぐに食べつくされて…

谷津のオオアオイトトンボ

我孫子市谷津ミュージアムの水たまりに見慣れないトンボがやってきました、イトトンボの仲間なのですが、よく分かりません。目の前に何度も来てくれるので、撮影してみました。図鑑で調べてみるとオオアオイトトンボのようです。「オオアオイトトンボは、オ…

我孫子市谷津ミュージアムのアオジ

我孫子市谷津ミュージアムは、我孫子の昭和30年代の農村環境の復活を目的に我孫子市と市民グループによって保全・整備・運用されている公園です。公園内は、8個のテーマごとに拠点をつくって整備がされていて、稲作体験や動物・昆虫観察など色々な角度で、自…

燃える秋ー成田山紅葉

日曜日は、穏(おだ)やかな小春日和(こはるびより)になりました。秋晴れの中、成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は、「七五三」と「紅葉見物」で、とても賑(にぎ)わっていました。駐車場も入りきれなくて、長蛇(ちょうだ)の列ができていました…

「白鳥の郷」のアメリカコハクチョウ

千葉県印西市本埜の「白鳥の郷」に、今年も白鳥の群れが飛来しました。50羽以上は、来ているようです。多くは「コハクチョウの群れ」ですが「オオハクチョウの群れ」も来ています。混在の白鳥の中にアメリカコハクチョウを1羽みつけました。 水田で、立ち…

霞ヶ浦付近のミサゴ

霞ヶ浦付近は多くのミサゴが生息しているようです。天高く舞っているミサゴは、西ノ洲で撮ったミサゴです。杭にとまっているミサゴは、浮島大橋付近で撮ったものです。同じ日の写真です。写真を撮るには遠すぎたのですが、浮島のハイドのある場所から見てみ…

夕映えのカンムリカイツブリ

秋の黄昏(たそがれ)が手賀沼にせまる頃、カンムリカイツブリが湖面を進んでいきます。夕陽の赤い光線が、葦原(あしはら)を赤く染め、その反射光が湖面の波に映って、夕紅葉(ゆうもみじ)をあざむく緋色(ひろ)の模様(もよう)を作り出しています。カ…

香り立つ薔薇「マガリ」

大町自然公園のバラ園で、「マガリ」(Magari,1986フランス メイアン作出、半剣弁高芯)という、直径10cm前後のコーラルピンクのバラの花が咲いていました。「マガリ」は、フロリバンダの系統のバラで、中輪ですが房咲きで、たくさん花が着きます。とても愛…

空中でナイス・キャッチするユリカモメ

最近、県立手賀沼公園に、ご無沙汰していたので、今年も、「ユリカモメたちが来ていないか?」と気になって、チョット覗いてみました。いました。いました。30羽以上は、来ています。公園の水際の杭の上にとまったり、貸しボート屋さんのボートの陰にいた…

薔薇サマードゥフト

大町自然公園のバラ園にサマードゥフト(Sommerduft)という品種のバラが咲いています。 バラは四季咲き大輪種(HT・ハイブリッド・ティ),四季咲き中輪種(FL・フロリバンダ),つるバラ(CL・クライミングローズ),四季咲き小輪種(Min・ミニチュア)な…

さすらいのミゾゴイ

東京の公園の茂みに、ミゾゴイが来ていました。1週間ほど滞在しているそうです。暗い茂みを歩き回って、ミミズをみつけ、クチバシでつまみ上げて、長いミミズを飲み込んでいました。このミゾゴイは、滞在期間中に「人間は、何もしない。」と学習したのか?…

秋でも咲いているホトケノザ

ホトケノザ(シソ科オドリコソウ属)は、春の花として知られています。先日、手賀沼の土手に咲いている ホトケノザをみかけました。 ホトケノザの花の最盛期は、3〜5月ですが、秋に芽生え、すくすく育ったものは10月頃から花を咲かせるそうです。暖かな地…

晩秋のモズ

手賀川の葭原から堤防を越えて、モズが飛び出してきました。道路わきの枯草にとまっていましたが、すぐに、飛び立ってしまいました。モズは、カワセミとおなじように、体のわりに頭が大きいので、とても可愛く見えるのですが、モズは、肉食で、実質的には、…

手賀川堤防を下り降りるキジ♂

今朝は、冷え込みましたが、昼には平年なみの暖かさになりました。暖かさにつられたのか、手賀川の葭原から、キジのオスが、姿を現しました。堤防の上で立ち止まり、あたりを警戒していましたが、私が撮影しているので、あわてて、速足で、堤防下の道路を横…

手賀新田のオオタカ幼鳥

日差しはあれど、冷たい北風が吹いて、冬のような寒さです。手賀沼大橋から、手賀沼遊歩道を歩きましたが、いつも見かける鳥ばかりなので、手賀川脇の「中沼田」付近の「ふじみ橋」まで、足をのばました。はるかかなたの、黄金色の田んぼのパイプの上に、オ…

ハイライトを浴びるカワセミ

北柏ふるさと公園のカワセミ♂です。このカワセミは、時々、柳の枝から、魚を狙いますが、柳のしだれた枝が、カーテンのようになって、姿を隠してしまいます。でも、野分の風が、強く吹き付けると、枝が揺れて、柳のカーテンが開きます。その時、カワセミは、…

蓮田のクサシギ

秋晴れの日の蓮田に、つぶらな目のかわいい、クサシギが、たたづんでいました。首をかしげたりして、可愛い仕草をしています。クサシギは、イソシギやタカブシギなどに似ていますが、イソシギやタカブシギより可愛いと思います。クサシギは、我孫子市の北新…

秋の梅林のジョウビタキ

「鶲(ひたき)来て 色つくりたる 枯木かな」 ( 原 石鼎 ) 毎年やってくるジョウビタキが、梅林に現れました。いつもとまる梅の木にとまっています。この俳句に詠まれてように、枯れ木のような梅の木が、ジョウビタキが枝にとまると、オレンジ色の花が咲い…

大空に舞うオオヒシクイ

天然記念物のオオヒシクイが、江戸埼の稲波干拓地に、今年も飛来しています。いよいよ「冬の使者」ガンの到来です。地元の人の話では、11月8日現在、38羽のオオヒシクイと1羽のマガンが、飛来しているそうです。これから、冬に近づくにつれ、飛来数が増加…

大空を飛ぶタゲリ

霞ヶ浦、浮島付近の田園に、この秋もタゲリの群れがやってきました。40羽以上いるようです。「田園の貴婦人」のタゲリは、まだ、到来したばかりで、警戒心も強くなかなか近寄れません。タゲリたちは、ミミズなどのエサを食べていたようですが、私が近づい…

利根川堤防のススキ

ススキが、風にゆられてその花穂をなびかせています。この時期のススキは、辺りを睥睨(へいげい)するような存在感を持っています。我孫子市、北新田付近の、利根川堤防の秋の景色です。ススキは尾花(おばな)、萱(かや)とも呼ばれて、中秋の名月を観賞…

手賀沼遊歩道のシジュウカラ

秋晴れの日が続いています、手賀沼遊歩道を歩くと、少し汗ばむくらいの暖かさを感じます。ツツピー、ツツピー、ツツピー、シジュウカラの鳴き声が聞こえてきました。静かな遊歩道が、とたんに騒がしくなりました。5〜6羽、遊歩道の木の枝から枝に飛び回っ…

手賀沼のヒメアカタテハ

手賀沼の上沼の路傍にセイタカアワダチソウが、黄色の房をなびかせています。そこにいろんな蝶たちがやってきています。ヒメアカタテハ(姫赤立羽)もそのひとつです。ヒメアカタテハは、チョウ目・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種で、アカタテハに…

水田のハシビロガモとコガモの群舞

利根川下流域の水田に、ハシビロガモを2〜3羽みつけました。近づいて写真を撮り始めたら、水田のあちこちにいた、ハシビロガモやコガモたちが一斉に羽音をたてて飛び立ちました。こんなにたくさんのカモがいるとは思ってもいなかったので、とても驚いてし…

利根川下流域のミサゴ

朝が過ぎて、お昼に近づくころ、利根川下流域の道路の電柱に、獲物を捕らえた猛禽がとまりました。この場所は、冬にはチュウヒがよく出現するので、チュウヒの幼鳥の初到来かと思ったのですが、残念ながら、ミサゴのようです。ミサゴは、この電柱の上で満足…

キタテハ(秋型)

キタテハ は、夏と秋の季節型があり、夏型は6 月上旬〜9月下旬まで見られ、秋型は8月中旬〜初冬 まで活動するそうです。手賀沼付近の農道のセイタカアワダチソウにキタテハがしがみついて翅(はね)を広げたり閉じたりしながら、動かずにいる光景を何度も見…

魚を捕らえる手賀沼のミサゴ

天高し、秋晴れの上天気、手賀沼・上沼の「魚を常食とする鷹(たか)」ミサゴは、今日も、沼の餌場(えさば)で、魚を狙(ねら)っています。朝の6時半ころから、このミサゴは、まだ、魚を捕らえていないようです。もう、9時半を過ぎているのに、腹ペコ状…

手賀沼上空を飛ぶユリカモメ

今秋、手賀沼にユリカモメが到来しました。まだ、湖面のユリカモメは、見ていませんが、本日、手賀沼上空を飛ぶ白い鳥を撮影してみたら、ユリカモメでした。ユリカモメは、毎年10月にカムチャッカやベーリング海などの北の故郷から渡ってきて、春まで日本に…