なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

遊びをせがむモズ

午前中の写真撮影を終えて、手賀沼遊歩道を歩いていると、頭上で何度もスズメの鳴き声が聞こえます。ふと、見上げると、枝にとまって鳴いているのは、スズメでなくモズでした。一枚撮影しましたが、枝被りなので、それ以上撮影しないで近くのアズマヤでお昼…

早春のモズ

最近、冬の寒さが遠のいて、暖かい日が続いています。手賀沼遊歩道を歩いているだけで冬のダウンジャケットが脱ぎたくなるような3月上旬〜中旬の暖かさです。遊歩道の鳥たちも厳しい寒さから抜け出してほっとしているようです。枯れ枝にモズがとまって、い…

ひっくり返るユリカモメ

去年の秋に県立手賀沼公園にやってきたユリカモメたちも、毎日訪れる人たちに慣れて、ここに住みついているような気分になっているようです。鳥たちは、いつもエサをくれる人は良く知っていて、その人たちが水辺に近づくと一斉にその人のまわりに集まります…

早春をつげる梅の花

先日の関東の大雪からずっと寒波が居座って、今日も時雨っぽい曇り空です。それでも「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」 (服部嵐雪) で、すこしづつ春めいてきています。県立手賀沼公園の紅梅も華やかに咲き誇っていますし、公園近くの民家の軒にも白梅が満開で…

手賀沼遊歩道のバン

朝、暗いうちに手賀沼遊歩道脇の手賀沼の岸辺にバンが2羽うごめいています。暗いので、バンたちに私の姿はよく見えないのかもしれません。バンは警戒心が強いので昼間に目の前で動き回ることはあまりないように思います。いろいろな仕草を見せてくれました…

紅梅に降り積もる雪

先日の関東の大雪の時の「東大柏キャンパス」の庭の紅梅に積もる雪景色です。 「紅梅や 見ぬ恋つくる 玉すだれ」 (松尾 芭蕉) この庭の敷地の奥に、宇宙の根源的な疑問に答えるために設立された国際的研究機関の「国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機…

雪景色中のコハクチョウ

コハクチョウが雪の田の畔にいました。これらのコハクチョウは、この冬初めてこの地に飛来したようです。この場所は、野田市の江川地区のビオトーブです。野田市のホームページの江川地区の説明によれば かつて民間事業者による宅地開発が計画されていた江川…

素敵な置き土産

先日、関東に降った大雪は、各地に大きな災害をもたらしました。けれども、思わぬ置き土産を残してくれました。一昨年の印旛沼以来のオガワコマドリです。大雪を避けてきたのかもしれません。水辺の茂みを往ったり来たりしていました。あいにくの曇り空模様…

雪の中のカワセミ

粉雪が舞っている寒い午後、カワセミが水場に現れました。羽がすっかり水に濡(ぬ)れて、とても寒そうに佇(たたず)んでいます。動きません。じっと水面を見つめたまま固まってしまいました。こんな天候の中でもカワセミは、生きのいい魚を捕らないと生存…

雪の中のダイサギ

ダイサギが首をすくめて寒そうに田んぼの畔に佇んでいました。雪がちらちら舞っています。こんな天候の中でも野性の鳥たちは、逞しく耐えています。いつも見慣れたダイサギも雪景色の中では、美しく輝いて見えました。

ホバリングして魚を狙うカワセミ

大雪の後の昼下がり、手賀沼付近の池の木にカワセミがやってきました。オスのカワセミです。カワセミは、クチバシの上下が黒いのが雄で、下クチバシが赤いのが雌です。見事に魚をしとめました。割に大きな魚です。アッとゆう間に呑み込んでしまいました。お…

野田市江川地区のコウノトリ

2月14日開催の手賀沼流域フォーラム実行委員会主催の「大堀川源流「こんぶくろ池」・野田市「こうのとりの里」見学会」で撮影したコウノトリを掲載します。昨年誕生したコウノトリ「つばさ(オス)」と「サクラ(メス)」は、両親が今、繁殖中なので、別…

手賀沼の源流「こんぶくろ池」の雪景色

2月14日は、関東地方は大雪になりました。そんな雪の中、手賀沼流域フォーラム実行委員会主催の「大堀川源流「こんぶくろ池」・野田市「こうのとりの里」見学会」が開催されました。「こんぶくろ池自然博物公園ホームページ」によれば、こんぶくろ池自然…

渡良瀬遊水地のベニマシコ(紅猿子)

冬の野鳥で人気の高い野鳥のひとつ、それが ベニマシコです。スズメより僅かに大きく、今年生まれた若いオスは赤色が薄く、3年以上の成鳥のオスは、赤色が濃くなるようです。メスは褐色で地味ですが、とても可愛い小鳥です。ベニマシコは、主に北海道や東北…

里のツグミと山のツグミ

里のツグミは、いろんな草の実や木の実があって、エサには、困らないのですが、雪深い山のツグミは、草の実などが雪に埋もれてエサに困っているのかもしれません。上の写真のツグミは、里のツグミで、秋楡の実が地上にいっぱい落ちています。 このツグミはの…

手賀沼遊歩道脇のカイツブリ

手賀沼の東から太陽が顔を出して20分くらい過ぎました。遊歩道脇の薄暗い水たまりに、カイツブリが、水中からひょっこり浮かび上がってきました。身体が水に濡れています。寒くないのでしょうか?シャッター音にびっくりしたのかすぐに潜ってしまいました…

手賀沼・水郷橋付近のタゲリ

耕運機の耕した後の、「地表に出た虫たち」を狙って、ハクセキレイやツグミなどの鳥たちが耕運機の周りに集まっていました。よくみると、土の色と同化したタゲリも群れています。12〜15羽はいるようです。思い思いの場所で採食しています。一般に、タゲ…

大きな魚を呑み込むダイサギ

葭原を歩いていたら、大きな魚をくわえて、飲み込む寸前のダイサギをみつけました。魚が大きいので飲み込むのに、苦労しているようです。長い時間をかけてようやく呑み込みました。ダイサギの首が呑み込んだ魚で太くなっています。速く飛び立ちたいようです…

利根川下流の葭原で、獲物を狙うチュウヒ

曇り空で、靄のかかる天候の中、葭原の王者チュウヒが、利根川の葭原をすれすれに飛んで獲物を探していました。チュウヒらしい見事なV字の飛翔姿を保っています。獲物を見つけたのか葭原に飛び込みました。葭原から出てくるのを待っていましたが、出てきませ…

渡良瀬遊水地のチュウヒ

チュウヒが、枯草の茂みで休んでいました。望遠レンズで撮影していても動きません。飛ばないかと20分くらい待ちましたが動きません。やむなくべつの地点に移動し、26分後に再度来てみましたが、このチュウヒは、同じ場所で、少し移動しただけでした。こ…

町の近くを飛ぶノスリ

住宅地に近い田畑の電柱にノスリがとまっています。2羽のカラスが攻撃しはじめました。ノスリは、2羽のカラスを追い払い、舞い上がって旋回して、遠くに飛び去って行きました。町の近くは、カラスの縄張りなので、カラスは、オオタカやノスリなどの鷹に対…

北柏ふるさと公園のベニマシコ

北柏ふるさと公園の枯れ木にベニマシコがやってきました。なんの前触れもなくやってきたので、メスもいたのですが、オスしか撮れませんでした。 とまっても,すぐに飛び去って行きました。 閑話休題ー光瀬龍「百億の昼と千億の夜」 ハヤカワノベルの光瀬龍「…

キンンクロハジロ

キンクロハジロの群れが、池ノ上を飛んできました。オスもメスもいます。たくさん集まっていると安心なのでしょうね。楽しそうにすいすい泳いでいました。キンクロハジロは、全長44cmのカモです。冬にやってくるカモです。カモには水面に逆立ちしてエサをと…

手賀の丘公園のビンズイ

今は手賀の丘公園のじゃぶじゃぶ池に水はありませんが、その脇にビンズイが採食していました。そのうち、木の枝にとまっていましたが、どこかに飛んでいきました。ビンズイは、主に地面で採食しますが、私たちの気配に驚いて木の上に逃れたのかもしれません…

息栖神社(いきすじんじゃ)

東国三社のひとつと言われている息栖神社に行ってきました。 神栖市観光協会のホームページによれば、茨城県南部と千葉県にまたがる地域に「東国三社」と呼ばれる三つの神社があります。鹿島神宮、香取神宮、息栖神社は東国三社として信仰の篤い神社であり、…

北柏ふるさと公園のカワセミ

冬の太陽が次第に西に傾く頃。公園の池の岸辺の枝にカワセミがやってきました。もうすでに水面は、暗くなっています。カワセミは、魚を狙って水面を見つめますが、あまりよく見えないようです。何度も水面を見つめるのですが、そのうち、上を向いたりして、…

手賀沼湖畔のエナガ

シジュウカラの混群が鳴きながらやってきました。その中にエナガたちが7〜8羽いるようです。手賀沼湖畔の枯れ木の枝のあちこちに無秩序にとまります。エナガは、6〜8グラムの小さな身体でめまぐるしく動き回ります。それぞれが、機敏に、羽ばたきも軽く…

手賀沼湖畔のモズ

手賀沼の上沼の芦原で狩りをしているモズによく出会います。このモズのテリトリーは、あまり豊潤でないようで、早朝も昼も夕刻も狩りをしています。そのためか、いつも緊張していて、落ち着かない様子で、可哀そう。手賀沼遊歩道のモズと対照的です。モズに…