なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

八ヶ岳山麓のアカゲラ

車のよく通る、道路沿いの民家の前の、まばらな林の中に、アカゲラがいます。冷たい空気の中、コツコツと木を叩(たた)いています。その近くの木にコゲラもいます。アカゲラの写真を撮っていたら、少し離れたところにいた、カメラマンが、「アオゲラ!」と…

八ヶ岳山麓のエナガ

ジュリィジュリリィ ジュリィジュリリィ エナガの鳴き声が、山麓の疎林(そりん)に聞こえてきました。 シジュウカラとの混群です。 枝から枝へと、めまぐるしく、飛びはねて、移動していきます。 森の妖精(ようせい)たちのコーラスは、あっという間に、通り…

八ヶ岳山麓のベニマシコ

八ヶ岳山麓の小道は、民家のある住宅地から、畑の間に点在する、枯れ草の茂みや、低木の茂みを通って、林の中に続いていました。その道を歩いていると、いたるところで、フィッ、フゥィッと、ベニマシコの鳴き声が聞こえます。朝日に輝く低木の茂みの風景の…

八ヶ岳山麓のゴジュウカラ

八ヶ岳山麓の民家の軒先に、小鳥の餌箱(えさばこ)がありました。この餌箱には、ヒマワリの種(たね)などが、置いてあるようです。ここにヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなどが、食餌のためにやってきます。仲良く、順番に食べています。今度は、ゴ…

八ヶ岳山麓のミヤマホオジロ

晩秋の八ヶ岳連峰(れんぽう)の頂上(ちょうじょう)付近は、雪に覆(おお)われています。その山麓(さんろく)は、紅葉も終わりに近付いていました。さすがに、この高度では、山麓でも、早朝の空気を、冷たく感じさせます。山里の小道を歩いていると、い…

近所のメジロ

早朝、家の付近を、歩いていると、目白(めじろ)の群れをよく見かけます。今日も、メジロたちは、木の枝と枝を、忙しそうに、飛びはねています。メジロは、全国的にいる鳥で、常緑広葉樹の林によくいる鳥です。秋になると、市街地の林に移動してきます。最…

柿を食べに来たツグミ

柿の実が熟してきました。実の熟すのを、待ちかねていた、鳥たちがやってきています。ヒヨドリ、メジロ、ツグミなどです。今日もツグミがやってきました。その後、ヒヨドリが、ツグミを邪魔しにきましたが、それぞれ、別な枝にとまって、熟れて食べごろの柿…

雑木林のヒガラ

いろんな鳥の鳴き声が雑木林に聞こえます。シジュウカラの混群(こんぐん)です。多いのはエナガです。メジロもいます。シジュウカラもいます。その中に2〜3羽のヒガラも混じっています。シジュウカラの仲間は、雀(すずめ)という字を書いて「カラ」とい…

雑木林のエナガ

雑木林にシジュウカラの混群(こんぐん)が、やってきました。賑(にぎ)やかに鳴きあっています。ジュクジュクと鳴いているのはシジュウカラ、チーと鳴いているのは、メジロや、ヒガラ、ジュルリ、ツリリと鳴いているのは、エナガでしょう。20羽〜30羽…

町の中のジョウビタキ

最近、我が家の近くでジョウビタキの雌をよく見かけます。先日も、玄関前の小道の上で、餌を探している、雌のジョウビタキに会いました。ウロウロしています。リュックの中にあるカメラを、取り出している間に、逃げられてしまいました。カメラを構えた時は…

公園のマガモ

近くの公園の池のまわりにマガモたちが休んでいました。私が池に近付くと、一斉(いっせい)に、立ち上がって、水に飛び込んで泳ぎはじめました。雄も雌も思い思いに、滑(すべ)るように泳(およ)いでいきます。マガモは、鴨(かも)の代表の意味で(「真…

手賀沼の岸辺に浮かぶハジロカイツブリ

東京地方に「木枯らし1号」が、吹き荒れる、今日この頃、冬が、だんだん近付いてきています。手賀沼の岸辺で、目の赤いハジロカイツブリが浮かんでいます。時々、潜水します。水に潜るとその後に水の輪が広がります。潜った場所と少し離れた場所から、ヒョ…

鮮やかな里の秋

秋が、山から里に降りてきました。いろんな木々が、赤や黄色に染まっています。柿やミカンなども、稔(みのり)の秋を告(つ)げ、菊の花や皇帝ダリアも咲いています。家の周りを少し歩けば、豊かな色彩に囲まれます。小寒い日でも、お陽さまが出ていれば、…

小春日のキジ

小春日和(こはるびより)の暖かさに、キジも浮かれて、茂みからでてきました。春と間違えて出てきたのでしょうか? でも、大きい声で鳴かないので、春を懐(なつ)かしんで出てきたのでしょうね。私が、傍(そば)にいるのに堂々としています。逃げません。…

渓流のキセキレイ

キセキレイが、飛んで来て、渓流の岩に降りました。岩の上を歩いたりしていましたが、近くにいたセグレセキレイに追い払われてしまいました。キセキレイは、身体が1センチくらい小さいので、いつも、ハクセキレイやセグロセキレイに追い払われているようで…

渓流のコガモ

渓流にコガモの小さな群れが飛んできました。川の流れにのって、こちらに近付いてきます。そのうち岩と岩の間を、一羽づつ滑り台を降りて行くように、スルリと抜けて行きます。まずは、雄のコガモから、後に続いて、雌のコガモが抜けていきました。鳥たちは…

箒川渓谷の紅葉 

箒川(ほうきがわ)、「紅(くれない)の吊り橋(つりばし)」付近の紅葉です。今年の紅葉は、夏の日照が十分で、色づきは、全国的に、例年よりも良好のようです。栃木県の箒川渓谷(ほうきがわけいこく)の紅葉も、今、最も輝いています。百人一首(ひゃく…

渓流のカワガラス

カワガラスは、小鳥の中では、水の中を泳いだり、水の底を歩いたりできる唯一の鳥です。山地の綺麗な清流の分岐する場所に、2羽のカワガラスが飛んできました。一羽は、岩の上に降りましたが、もう一方は、どこに行ったのか、見失ってしまいました。岩の上…

手賀沼遊歩道の秋

手賀沼遊歩道も秋めいてきました。木々も赤く色づき、ススキの穂も風にゆれています。熟し始めた柿の実を鳥たちがクチバシで、つついて食べています。この柿は、誰が、食べたのでしょうか?この近くには、ヒヨドリとスズメがいましたが・・・

コガモのエクリプス

今年も、手賀沼にコガモがやってくる季節になりました。昨日、手賀沼遊歩道を歩いていたら、遊歩道の脇の小さな池に、コガモが2羽きていました。来たばかりのコガモの雄は、雌のようにみえます。この状態の雄をエクリプスと言います。カモ類の雄は、派手な…

谷津田の赤とんぼ

今日、「赤とんぼ」の代表のアキアカネにやっとめぐりあいました。昔は、あちこちで、簡単に見られたトンボなのに、湿田(しつでん)そのものが、失われつつあって、なななか、見られなくなりました。(アキアカネは、水が無いと、繁殖(はんしょく)できませ…

ダイサギ飛翔

秋の青空をダイサギが飛んでいました。私の周りをぐるっと旋回して飛んで行きました。ゆっくりと優雅に飛んでいました。「こももじろ 飛ぶ朝空は いやあをく 遠山垣に 傾きて居り」 中西悟堂 (「こももじろ」は、ダイサギの別名です。) 閑話休題 カーメン…

秋の日のカイツブリ

カイツブリが高らかに鳴いています。あたりを見回すと、池の端の茂みの近くに、のんびりとカイツブリが、浮かんでいます。時々、潜水(せんすい)するのですが、わりあい、のんびりしています。日向(ひなた)ぼっこを水の上で、楽しんでいるようにみえまし…

小春日和のジョウビタキ

11月になって、こ寒い日が多くなってきましたが、この日曜日は、お陽さまが出てきて、ぽかぽかと暖かい、小春日和(こはるびより)になりした。午前中の柔らかい光があたる、岩の上に、チョコンとジョウビタキが、とまりました。まだ、渡来(とらい)したば…

JBF手賀沼会場のコブハクチョウ

2日目も、晴天に恵まれて、ジャパン・バード・フェステバル(JBF)は、盛大なうちに終幕しました。11月3日に、会場付近の手賀沼で撮影した、コブハクチョウの写真を掲載します。コブハクチョウは、本来は、西欧に生息する鳥ですが、動物園などで飼育して…

JBF手賀沼会場のユリカモメ

11月3日、晴天に恵まれ、ジャパン・バード・フェステバル(JBF)が開幕しました。日本の各地から訪れた、多くの鳥好きで、賑(にぎ)わいました。その手賀沼会場の手賀沼に、ユリカモメが、5羽来ていました。ユリカモメも、フェステバルの後援(こうえん…

県立手賀沼公園のオオバン

今日からジャパンバード・フェステバル2012が始まります。そこで、手賀沼会場でいつも観ることが出来る、我孫子市のシンボル「市の鳥」のオオバンを掲載してみます。この写真は、11月1日に撮影した、フェステバル直前のオオバンです。オオバンは、一般的…

県立手賀沼公園のオナガガモ

今年も11月3日から11月4日まで、ジャパンバード・フェステバル2012が、千葉県我孫子市手賀沼周辺で開催されます。 Wikipediaから引用しますと、「ジャパン・バード・フェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、2001年から毎年11月に千葉県我孫…

薔薇 コンラッド ヘンケル

この花も秋の日に輝いています。そよ風にゆれながら咲いていました。秋も益々深まってきました。少し寒いくらいです。このバラは、ドイツの建築家 コンラッド ヘンケル Konrad Henkelの75歳の誕生日を記念して命名された1983年 ドイツ コルテス作の薔薇(ば…