なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の北新田のアオサギとカイツブリ

のどかな北新田の秋!青い木のてっぺんに獲物を飲み込んだアオサギがのんびりと日向ぼっこしています。その下の水路にはカイツブリが浮かんだり潜ったりエサ捕りをしています。ゆったりとした時間が流れている秋の北新田の風景です。 どこにも秋がある サト…

坂田が池のマガモ

十月最後の日曜日は、時雨っぽいどんよりと曇った寒い冬のような天気になりました。房総の村の坂田が池にマガモの群れが飛来していました。 坂田が池の岸辺は少し紅葉していてその淵にマガモの群れが集まって楽しそうに泳いでいました。今日の天気は、十二月…

手賀沼公園のユリカモメ

毎冬、結集するユリカモメたちは、まだ手賀沼公園に来ていません。手賀沼全体には、数羽のユリカモメが初秋に到来していたようですが、まだ、手賀沼公園に結集していないようです。本日、土曜日のお昼ごろ1羽のユリカモメが手賀沼公園の杭にとまりました。コ…

道端に咲くキンミズヒキ(金水引)

道端に小さな黄色の花が咲いています。キンミズヒキという花のようです。キンミズヒキは、日本では夏〜秋の山野において、林内の縁や山道の脇などでごく当たり前に見かける野草とのことです。やや湿り気のある明るめの日陰に自生し、群生しているところもあ…

エサをくわえ、飛んで、水場に下りたシジュウカラ

森の枝にシジュウカラがとまりました、何かを食わえています。そのエサを食べ終わったのか、飛び去っていきます。のどが渇いたのか、今度は水辺に姿を現しました。シジュウカラは、この森でいつもこのように暮らしているのでしょうか?以下の写真は、OLYMPUS…

水を飲むカワラヒワ

公園の水場にカワラヒワがやってきました。やはり、あたりを警戒しています。茂みから出てきた小鳥たちは、全身をさらすことをとても嫌っているようです。例外なく小鳥たちは、この水辺で水を飲む時は、あたりを警戒します。安全を確かめた後、水を飲み始め…

水を飲むヤマガラ

秋の公園の水辺にヤマガラがやってきました。周辺を警戒していましたが、頭を下げて水を飲みました。飲み終わるとすぐに飛んで行ってしまいました。ヤマガラ(山雀)は、全国各地の平地から低山に分布していますが、特に、関東より南に分布するカシやシイな…

淡い光の中のキビタキ♀

秋の淡い光が森の木々に降り注いでいます。小鳥がその中を飛んできて目の前の木の枝にとまりました。さらに近づいた木の枝にとまっています。虫をフライングキャッチしながら飛んでいるキビタキのメスのようです、今度は遠くに飛んでいってしまいました。ほ…

水浴びをするオオルリ♀

公園の水辺にキビタキのメスに似たオオルリのメスがやってきました。オオルリのメスとキビタキのメスはよく似ていますが首の下の白い部分が狭く尾羽が茶褐色なのでオオルリのメスと判断しました。水を飲みに来たのかと見ていますと、辺りを警戒し安全を確認…

コブシの赤い実を食べるキビタキ(オス)

公園のコブシの木の実が真っ赤に色づいています。コブシの実は、今頃、袋からはじけ明るい赤い実が顔を出します。この実をめざとく見つけたキビタキが、この実を食べにやってきました。枝にとまって、食べごろの実をさがしています。キビタキのとまった場所…

野菊:ノコンギク

「子狐の 隠れ顔なる 野菊かな」 (与謝蕪村)大辞林 第三版によれば野菊は① 山野に自生する菊。ノコンギク・ノジギクなどの類とあり、ノコンギクは野菊の代表選手のようです。明治時代、江戸川の唯一の渡船場の「矢切の渡し」付近には野菊がいっぱい咲いて…

コウホネの花

森の小池にコウホネ(河骨)の花が咲いていました。コウホネという名前は、太くて白い根茎が泥中に横たわり、それが骨のように見えることからきていて、その根茎は生薬で川骨(せんこつ)といい、強壮剤や止血剤の効用があるそうです。普通、コウホネの花は6…

秋を引き締めるクサギの実

庭の低木に赤い萼に黒紫の実がついています。葉などに触ると臭い匂いがするクサギ(臭木)です。花も変わった形ですが、果実も面白いです。 いつまでも残っている赤い萼と、黒紫の実のコントラストが秋を引き締めています。

秋のハナイカダ

ハナイカダは葉の中央に花を咲かせ、実を付けるおもしろい植物です。葉を筏(いかだ)に見立て、その上に乗る花や実を筏の上に乗る人に見立てたものです。日本各地の水分条件のよい場所に生育するそうです。花は秋には黒い実になって葉っぱの上に乗っていま…

黄昏の手賀沼遊歩道のモズ

秋の日の午後四時過ぎの太陽が西に傾く頃、手賀沼遊歩道も黄昏て行きます。つるべ落としの太陽の光は、暮れなずむ淡い光を遊歩道に注いでいます。モズがキキと鳴きました!遊歩道の柳の枝にとまって鳴いています。陽が沈むのを悲しんでいるかのように!

手賀沼遊歩道の十月桜

手賀沼遊歩道にひっそりと十月桜が咲いています。十月桜は、秋から冬にかけて花が咲く桜のことで 開花時期は10月から4月にかけて断続的に小さい花を咲かせるそうです。その花言葉は「神秘的な美しさ」と「寛容」とのことです。遊歩道の十月桜は、本日最後…

森の中のシジュウカラ

「ツツピー・ツツピー」と鳴きながら2〜3羽飛び跳ねています。混群の中でのリーダー格のシジュウカラです。苔の生えた大木に一瞬とまりました。何かえさを探しているようです。何かを見つけたようで、すぐに飛んで行ってしまいました。 「若楓(わかかえで)…

路傍に咲くシラヤマギク

雑木林の路傍に咲いているナデシコの花のとなりにシラヤマギクも咲いていました。シラヤマギクは、いわゆる野菊の仲間で関東地方にはシラヤマギクの他にノコンギク、カントウヨメナ、ユウガギク、シロヨメナが分布しているそうです。伊藤左千夫の小説「野菊…

路傍に咲くオミナエシ

万葉集で山上憶良の詠んだ「秋の七草」で有名な女郎花(オミナエシ)!「秋の野に 咲きたる花を およびおり かきかずふれば 七草の花」 万葉集 巻8-1537 「萩の花 尾花葛花瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」 万葉集 巻8-1538 また百人一首で詠…

荒れ野に可憐に咲くピンクの花キツネノマゴ(狐の孫)

荒れ野の中にひっそりとキツネノマゴの花が咲いています。この花は、立秋の頃から道端や野に小さな花を付け始め、しばしば群生し、小さいながらも良く目立ち、四角い茎と唇形花でシソ科の花ように見えますが、そうではなくキツネノマゴ科の花とのことです。…

仄かに揺れるカラスウリ

野原にカラスウリのオレンジ色の実が揺れています。揺れる「赤い灯」のようですね!宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」のなかにでてくる「烏瓜」を思い出しました。この作品にでてくる植物は、30種類もあるそうですが、カラスウリも烏瓜としてよく描写されています…

風に揺れてる我吾紅(われもこう)

曇り空の肌寒い「体育の日」の森の朝! 冬の気配を運んでくる子寒い風が吹いています。草の茂る路傍に風に揺れて頼りなさそな我吾紅(われもこう)を見つけました。我吾紅の名前の由来には、花の色について茶色、こげ茶、紫などとの議論中どこからか「私の花…

飛翔するダイサギ

一羽のダイサギが豪快に羽を広げて飛び立ちました。この水辺にはダイサギやコサギたちが集まって採食しています。そのうち2羽のダイサギも飛び立ちました。暗い背景と白い羽がとてもまぶしく美しくダイサギの姿を際だたせます。 今回もED 40-150mm F2.8 PRO…

秋の公園でエサを探すコゲラ

公園の木にスーと吸い付くようにとまった小鳥!シジュウカラの混群の中をエナガとともに飛んできた、とても小さな可愛い「キツツキ」コゲラです。里の近くでも比較的よく見かける身近なキツツキのコゲラは、とても愛敬のある鳥なので、私の大好きな鳥のひと…

秋晴れの手賀沼公園と鳥たち

10月7日は、やっと秋らしい上天気になりました。手賀沼公園の上空もうろこ雲やすじ雲(巻雲)に覆われ、鳩の群れが気持ち良さそうに飛んでいます。公園に浮かんでいるボートの横をゆったりとコブハクチョウが横切って行きます。その岸辺近くではオオバンたち…

秋のエナガ

エナガとシジュウカラの混群が秋の公園の枝の間を飛び回っています。その混群の中で、小さくて可愛らしいエナガは、とても人気のある小鳥です。小さなくちばしと「いたずらずき」そうな「つぶらな瞳」、大きく膨らました丸いピンクのお腹、長い柄(え)のよ…

秋空に映える白い芙蓉の大輪

近所の庭木も中で大輪の白い花をみつけました。秋の空に見事に映える姿に思わず撮影してしまいました。花の美しさからイングリッシュ・ローズの白バラ、ウインチェスター・キャシードラル(Winchester Cathedral)のようは気がしました。ウインチェスター・キ…

秋の渡りのエゾビタキ

やっと晴れになりました。 明日は台風接近の予定で天気は期待できません。この機会に早朝から野鳥撮影に行こうとしていましたが、残念ながら、こまごました野暮用があったため、お昼頃、近所の公園に着きました。もう、野鳥撮影の人々は帰り支度で「早朝はエ…

ハナミズキの実

手賀沼遊歩道を歩いていると赤い実が目につきました。 どうもハナミズキの実のようです。ハナミズキは、花がヤマボウシに似ているため正式名称は、アメリカ産のヤマボウシという意味でアメリカヤマボウシというそうです。今回もED 40-150mm F2.8 PRO 1.4xテ…

手賀沼に飛来したセイタカシギ

10月2日朝、鳥友から「セイタカシギが手賀沼にいるよ」という連絡があったので他に行く予定だったのですが急遽予定を変更して午前10時半ころ手賀沼に行ってみました。もう太陽は中空に輝き、さんさんと降り注ぐ逆光であり、セイタカシギのいる場所は、かなり…