2015-01-01から1年間の記事一覧
2015年も最後の日になりました。今は、年の最後の日は、大晦日(おおみそか)がよく使われていますが、古語では「大つごもり」とも言われていました。大つごもり」は、「大晦」「大晦日」とも書きます。大晦日になると、樋口一葉の短編小説「大つごもり」を…
12月27日、波崎漁港のコンクリートの突堤の上にワシカモメがいました。ワシカモメは、日本では、冬鳥として本州中部以北から北海道にかけて渡来し関東地方以西ではまれなカモメだそうです。全長61-69 cm、翼開長約140cm。背や翼の上面は、青灰色。初列風…
外房にある屏風ヶ浦の絶壁にイソヒヨドリの雌がとまっていました。突然、イソヒヨドリは、その断崖上空を飛び去っていきました。そこで、飛んだ方向に行ってみると、また、断崖の上にポツンととまっています。あたりを見回しています。獲物を探しているので…
外川漁港の植え込みの中にイソヒヨドリの雄が舞い降りました。この植え込みのなかにあるハマヒサカキ(浜姫榊)の熟れた実を食べようとしているようです。このハマヒサカキは、ヒサカキ属の常緑小高木で、海岸近くに多く、同属のヒサカキより葉がまるく、分…
遠くをチュウヒが飛んでいたので、チュウヒを注視していたため、頭上に飛んでくるまでこの猛禽に気づきませんでした。ふと見上げると比較的大きな猛禽が羽を広げて飛んでいます。あわててこの猛禽を撮影しました。魚を採る鷹ミサゴのようです。羽を大きく開…
利根川下流域のヨシ原上空をチュウヒがこちらに向かって飛んでいます。近くに来てくれるのかと思っていたら、途中の木の枝にとまりました。生憎,後姿でとまっています。小休止しているようです。チュウヒは、とまっていた枝から飛び出し、ヨシ原の獲物を求め…
先週エクリプスだったミコアイサのオスも今日はすっかり繁殖羽に変身して黒と白の綺麗なパンダ模様になって湖面に浮かんでいます。そのうちの2羽が突然水を蹴立てて飛び立ちました。一旦飛び去ったミコアイサたちは今度は私の頭上を飛んでいます。以前とは…
今にも雨が降りそうな暗い曇天の下、先ほどまで寝ていたヨシガモがひょいと顔を上げました。やっと顔をあげたと思っていたら突然水を蹴立てて飛び立ちました。昼間はほとんど寝ているヨシガモなので、まさか飛び立つとは思ってもいませんでした。太陽光の恵…
手賀沼から流出する手賀川をコガモのメスが下っていきます。こちらにどんどn近づいてきます。岸辺にいる私をぜんぜん気にしていません。私の目の前で採食しています。コガモのオスは綺麗なのでよく写真撮影しますが、メスは特徴があまりないので単独で撮影…
おびただしいカラスの群れが空いっぱいに広がっています。普通にいる日本のカラスはハシボソガラスとハシブトガラスです。この二種類のカラスと頭の形状が異なりクチバシの基部が白っぽく見える冬鳥のカラスは、ミヤマガラスです。ふつうのカラスより少し小…
いつの間にか時が過ぎ師走ももう下旬になってきました。色づいた紅葉ももうすぐ見れなくなることでしょう。遠くの梢に小鳥がとまっています。カワラヒワのようです。カワラヒワたちは、この木が気に入っているようで、飛び立っても、すぐにこの木に戻ってき…
ヒドリガモの小さな群れが泳いでいます。ヒドリガモは植物食で潜ることができません。そのため深い湖や海では、比較的岸辺近くに寄って採餌しています。この池でも岸辺に近いところを泳いでいました。 「毛衣に 包みてぬくし 鴨の足」 (松尾芭蕉)
この池には、ガチョウのほかに保険のコマーシャルでも知られているアヒルもいました。 アヒルは、カモから人為的に作られた家禽でくちばしは黄色い「アヒル口」、足はオレンジの水かきがあり日本では鴨料理として食べられているようです。ガチョウは、ガンか…
ガチョウは肉を食用にするため野性のガンを家畜化した鳥のことです。この池にいつごろ住みついたのか分かりませんが、いつも三羽一緒に行動しています。この池の同じ場所にいつも仲良く並んでいます。このガチョウたちは、ほとんど人を恐れません。家禽化し…
波のうねる湖面をカンムリカイツブリが水を蹴立てて飛び立とうとしています。カンムリカイツブリは、小さなカイツブリと同様、助走しないと飛びたてません。カンムリカイツブリは、残長56センチと大きなカイツブリなので、ダイナミックな飛び出しです。頑…
強風が吹き荒れる湖上にミコアイサのエクリプスが浮かんでいました。エクリプスというのは、繁殖期を終えたあとのカモ類の雄で一時的に見られる、雌に似た地味な羽色、またその羽色の状態です。もう繁殖期なので、このメスに似たミコアイサは、もうすぐ白黒…
昨日掲載したミコアイサとは、少し離れたところにいたミコアイサです。写真を撮影していたときはミコアイサのメスと思っていたのですが、よく見てみるとまだ換羽していないエクリプスのオスか幼鳥のようです。すでに身体全体が相当白くなっています。もう少…
風が強く吹き抜けていくので池の波がうねっています。池に浮かんでいたミコアイサの♀が突然羽ばたきました。オスはパンダに似ているためよく目立ちますがメスはわりに地味なのであまり目立ちません。それでも羽ばたいたりすると近くにいる鴨よりも目だちます…
いよいよ本格的な冬鳥の季節になってきました。池にヨシガモ(葦 鴨)の小群が泳いでいました。ヨシガモは特に珍しい鳥ではありませんが、飛来数が少ないしヨシガモのオスの頭部は、ナポレオン帽をかぶったような形をしていて、緑色の金属光沢があるので、光…
久しぶりに北柏ふるさと公園に行きました。今年は寒くなるのが遅れていたので、この公園の紅葉も今でも見ることができます。朝の9時ころから11時ころまでに撮影した鳥たちの写真を以下に掲載します。こずえにツグミがとまりました。まだ地上に降りていま…
手賀沼の杭にとまっていたユリカモメが岸辺で何かをみつけたようで、獲物を狙って飛び立ちました。どんどん岸辺に近づいてきました。ユリカモメは、獲物に狙いを付けてホバリングなどをしています。でも。獲物は動いているようで、何度も何度もやり直しして…
マガモの羽ばたきしていた同じ池にコガモたちもいました。コガモのオスも羽ばたきを始めました。マガモよりだいぶ小さいコガモでも羽ばたくとそれなりに大きく見えます。全長38センチのコガモは日本最小の鴨です。(マガモは全長59センチ)コガモのオス…
早いものでもう師走、冬に近づくにつれ鴨たちの羽ばたく姿がよく見られるようになりました。この池で羽ばたいているのはマガモのオスです。マガモは鴨の代表で一般的に鴨といえばマガモなのだそうです人はマガモの肉が美味なので、これをを飼いならして家禽…
冬の訪れとともに北本自然公園にツグミたちもやってきました。このツグミたちは、大きな群れと分かれて8〜9羽の群れで行動しているようです。このツグミの群れもそのうち1羽ごとに分かれて過ごすはずですが、今はまだ飛来したばかりなので群れで行動してい…
北本自然公園の木の枝にシメが一羽とまっていました。そのうちその仲間たちが3羽やってきました。冬鳥として大きな群れで飛来し小さな群れに分かれてここに来たのかもしれません。この木には先ほどまで同じアトリ科のカワラヒワが4羽とまっていました。同…
ハシビロガモたちが飛んできて目の前で着水しています。オレンジ色の水かきのついた足を前に出して水しぶきをあげながらつぎつぎと着水していきます。いつも水の上を泳いでいる姿ばかりみているので、荒々しく着水するハシビロガモは、とても元気そうに見え…
羽繕いをしていたハシビロガモが湖面からたちあがって羽ばたき始めました。カモ類の多くは冬鳥として渡来して川や池で越冬しますが、越冬地でつがいを作るので、12月から2月にかけて求愛のディスプレーが観察できるようです。 ハシビロガモもこの池に飛来…
池を泳いでいたハシビロガモが水を蹴立てて突然飛び上がりました。もう立派な冬羽のオスのハシビロガモです。この池のハシビロガモたちは、10月初旬にこの池に飛来してほぼ2ヶ月が経ち、もうすっかり落ち着いて、群れで回りながら採餌しています。上から…
このブログの内容とは無関係ですが、12月3日は日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、目的地である小惑星「リュウグウ(竜宮)」へのスイングバイを行う日です。「はやぶさ2」は、去年、鹿児島県の種子島宇宙センターからH-IIAロケット26号機によって打ち…
小雨降る手賀沼に一羽のモズが雨に濡れながら杭の上にとまっていました。あたりを見回しながら獲物を狙っているようです。獲物はなかなか見つからないようで、ツィーと杭から飛び去っていきました。 「鵙(もず)鳴くや 十日の雨の 晴際(はれぎは)を」 (…