2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ツツドリが桜の梢(こずえ)にとまりました。すると、すぐにもう一羽のツツドリが飛んできました。先にとまったツツドリに対して大きな口をあけ羽を大きく広げて威嚇(いかく)しています。先にとまったツツドリも応戦の体勢をとり、大きな口をあけて羽を広…
旅の途中のツツドリが桜の木の枝で休んでいます。晩春に夏鳥として渡来して夏にかけて日本の千メートル級の山々で、ボッ、ボツと鳴いていたツツドリたちが、秋になると東南アジアに越冬のために帰る途中で、この公園の桜の木にもやってきます。今は、あまり…
魚をくわえたダイサギが、コサギの近くに飛んできました。その近くにアオサギもいました。アオサギがダイサギの魚を横取りしようとダイサギに接近しました。 それに気づいたコサギも「漁夫の利」を得ようと参戦したかに見えました。 三つ巴の戦いの火蓋が切…
谷津干潟の遠くの水辺に小さなシギたちが、動き回っています。せわしく忙しそうに動き回っています。とても小さなシギなので、今年生まれたように見えます。成鳥でも当年に生まれたように見えるシ小さなギなので「トウネン」と名づけられたようです。いつも…
谷津干潟にたくさんの白鷺の群れがいました。一般に、白鷺は、コサギ、チュウサギ、ダイサギの総称で、今の時期は、ここ谷津干潟に全種類が集結しています。遠くにいた白鷺の一羽がこちらに飛んできました。ダイサギの亜種であるチュウダイサギとチュウサギ…
広い草の生えた空き地に、小川が流れています。この小さな川の岸辺は昔風の土で、現代風のコンクリートで固められた、岸辺ではありません。しかも、この川は、蛇行していて直線ではないため、流れも比較的、緩(おだ)やかです。ここは、都市公園なので、人…
大きな岩の上にちょこんとカワセミが座っています。いや、座っているのではなく、ここで、眼下の川を泳ぐ魚を狙っているのです。座っているように見えるのは、体のわりにとても小さなオレンジ色の足のせいなのかもしれません。カワセミの姿は普通の鳥たちと…
今年も、秋の渡りのツツドリが近所の桜の林にやってきました。ツツドリは、木にとまって口をあけているので「ポッポッ、ポッポッ」と啼いているようですが、カッコウやホトトギスのように派手な鳴き声ではないし、高い場所にとまっているので、よく聞こえま…
ウミネコが干潟で何かをくわえながら時間をかけてゆっくりと飲み込んでいました。ウミネコ(海猫)は、チドリ目カモメ科の鳥でカモメの仲間です。カモメの仲間で尾羽に黒い帯があるのはウミネコだけなので、英名でBlack-taild Gullと呼ばれていますし、日本…
真夏の路傍(ろぼう)に白百合(しらゆり)が咲いています。この白百合は、沖縄などの海岸に自生する日本原産の鉄砲百合(てっぽうゆり)か、それとも高砂百合(たかさごゆり)のどちらでしょうか? 「深々(しんしん)と 人間笑ふ 声すなり 谷一面の 白百合…
干潟をメダイチドリが歩いています。谷津干潟には、春と秋の年二回、渡りの途中の旅鳥として、メダイチドリが飛来します。滞在期間は1ヶ月くらいです。その間、干潟を歩き回ってゴカイなどを採食して栄養補給をしています。当然のことですが、メダイチトリ…
6月下旬に利根川下流域に野鳥撮影に行く途中の「道の駅」でアサガオの苗を買いました。その苗を我が家の猫の額の庭の片隅に植えて花の咲くのを楽しみに待っていました。なんと一ヵ月半待ってもアサガオのつぼみも花も出てきません。葉っぱばかり茂っていま…
谷津干潟のあちこちでで、ピューイ・ピューイと鳴き声が聞こえます。キアシシギの鳴き声です。キアシシギは、春と秋の渡りの時、あちこちで見かける、ありふれたシギなので、あまり注目されないシギです。でも、このシギは、いつも早い時期に干潟に現れ、ピ…
ブンブンブンと羽音をたてながら蜂が近くにとんできました。スズメバチかと恐々(こわごわ)あたりを見回すと、クマバチ(熊蜂)のオスです。ホット一息!クマバチは、ミツバチの仲間で、攻撃的ではありません。特にオスは刺す針を持っていないそうです。ク…
ハス田のハスの葉っぱの間にハスの花が顔を出しています。霞ヶ浦湖畔(かすみがうらこはん)には「ハス田」が広がり7月下旬から8月上旬にかけて白やピンク色の花が咲き誇ります。この辺りはハス田ばかりで、土浦市(つちうらし)はレンコン生産量日本一を誇って…
毎年、甲子園で高校野球がはじまるころになると、ツバメチドリに会いたくなります。ツバメチドリは、7月〜9月ころ飛来する旅鳥か日本で局地的に繁殖する夏鳥だからです。今年は、なんとなく行きそびれていたのですが、8月15日に重い腰を上げて、ツバメ…
谷津干潟の広く干上(ひあ)がった泥地にダイゼンがいました。今年も、秋の渡りのトップバッターとして干潟に姿を現しました。数羽いるようですが、散らばっているのでその数は分かりませんでした。もうゴカイなどを食べ終わった後なのか動かずに休んでいま…
谷津干潟(やづ「ひがた)の路傍(ろぼう)に綺麗(きれい)なピンクの花が咲いていました。ハマナスの花です。皆さんは、ハマナスの花をどうして知ったのでしょうか?私はこの花の名前を知ったのは、「知床旅情(しれとこりょじょう)」の歌詞からです。「…
8月12日は「大潮(おおしお)直前なので、谷津干潟(やづひがた)の干潮(かんちょう)時間は、いつもより多くの泥地が顔を出すため、その水辺に多くのシギや千鳥を見ることができます。「秋の渡り」のキョウジョシギの小さな群れも谷津干潟にやってきま…
手賀沼遊歩道付近に夏みかんのような黄色の柑橘類の実がなっていました。私には、この柑橘類が、夏みかんか、甘夏(あまなつ)か、八朔(はっさく)かわかりませんが、「ハッサク」というミカンの名前の由来が、旧暦8月1日つまり八朔のころから食べられるこ…
炎天下(えんてんか)、サルスベリの花が咲いています。サルスベリ(百日紅)は、樹皮がツルツルして、猿が登ろうとしても滑ってしまいそうなので付けられた名前とのことですが、実は、猿は簡単に登ってしまうそうです。和名の「百日紅」の由来は、開花時期…
立秋も過ぎたのにまだまだ夏の日差しは厳しく、鳥も人もあえぎながら暮らしています。でも、印旛沼のヨシ原に棲むヨシゴイは、とても元気に飛び回っています。日本の中のサギの中で最小のヨシゴイは、華奢な身体を翻しながら、自在に飛び回っています。少し…
8日連続の猛暑日が続いていましたが、8月8日朝は、曇り空で、多少すごし易い日になりました。心地よい風も吹いています。猛暑日の連続記録は、途切れそうです。アオサギも一息ついたのか、水辺に佇んでいました。アオサギは、青々としたヨシに溶け込んで、…
手賀沼遊歩道付近の畑の土の上にカボチャが横たわっていました。カボチャの原産地は中央アメリカで、日本には、450年ほど前にカンボジアを経て伝わったそうです。カボチャの名前の由来は「カンボジアから伝わった瓜だから」だそうです。中世の流行歌=今様(…
手賀沼遊歩道付近の畑にヒマワリの花が咲いていました。夏の花はいろいろありますが、夏の代表的な花はヒマワリですね。ヒマワリの英名は「Sunflower サンフラワー(太陽の花)」で、中国では、迎陽花(ゲイヨウカ)などといわれ、和名でも「向日葵(ヒマワリ…
単なる「蝶」は、春の季語ですが、夏の蝶は、夏の季語となります。夏の蝶の代表は揚羽蝶(あげはちょう)です。アゲハチョウは、(ナミ)アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハなどの総称としても使われているようです。手賀沼遊歩道近くの畑の花(コス…
東京は、観測史上最長(連続5日)の連続猛暑日を更新しそうで、予報では、さらにこの暑さは続きそうな気配です。真夏の太陽が降り注ぐ手賀沼遊歩道付近の畑に、大きく育ったおいしそうなスイカがぶらさがっていました。 「うり西瓜 うなづきあひて 冷えにけ…
「はらはらと 雀(すずめ)飛び来る 木槿垣(むくげがき) ふと見れば すずし白き花二つ」 (北原白秋)酷暑が続いています。こんなとき、道端に清清しく咲く花を見かけると、一瞬、涼しげに感じるものです。ムクゲは、朝方3時頃に開花し、夕方にはしぼんで…
印旛沼のヨシ原は、8月にもなると、うるさいほど囀っていたオオヨシキリの囀りも聞こえなくなります。ボォーボォーと鳴いていたウシガエルの声も聞こえません。サンカノゴイの低い鳴き声も聞こえません。梅雨明け後、足早に初夏が通りすぎ、真夏がやってき…
手賀沼花火大会2015は、2015年8月1日(土)19:00〜20:30 に開催されました。手賀沼周辺3箇所の会場で開催され、打ち上げ玉数:約1,3500発、(例年の人出は、約41万人)の花火大会です。8月1日午後8時過ぎに徒歩で手賀沼近くに行ってみました。すごい人だか…