なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

道を横断するキジ

今年も最後のブログになりました。お陰様で、このブログのアクセス数は、10万アクセスを超えました。多くの皆さまに観ていただき、とても感謝しています。有難うございました。キジがゆっくりと、道を横断していました。後ろ姿を見ていると、今年が去って…

コミミズクの狩り

コミミズクが冬枯れの田んぼで狩りをしていました。何度も田んぼの上を飛びまわり、旋回しながら獲物を狙います。 旋回しながら急降下して、足を下にして獲物をつかみとろうとしています。今回は失敗しましたが、その後も何回かチャレンジをしていました。遠…

渓流のセグロセキレイ

この渓流で、3種類のセキレイを観ることができます。ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイです。一番頻繁に観れるのが、このセグロセキレイです。岩から岩へ飛び移りながら、餌をさがします。時々、岩から渓流を覗きこみますが、カワガラスのように水…

越冬するオオハクチョウ

オオハクチョウが、ゆったりと浮かんでいます。冬になると、北方から日本に長い旅を終えてやってきます。10月には、やってきましたから、今は、もうだいぶ落ち着いて、人にも慣れてきています。カメラを構えていても、平気で近くに、きてくれます。最近は…

ハス田のシギたち

収穫の終わったハス田にシギたちが、寒い泥田の中を歩き回って餌をさがしています。タシギ、エリマキシギ、タカブシギなどの小さな集団のシギたちが、泥田のあちこちを、思い思いに、分散して採食しているようです。

渓流のカワガラス

12月23日の夕刻には、この渓流近くは、雪が降り、その翌日は、ホワイト・クリスマスになりました。その雪の降る直前、この渓流で、懸命に、採食するカワガラスがいました。冷たい水に潜り、水浸しになりながら、頑張っていました。岩から岩に飛びまわっ…

渓谷のキセキレイ

キセキレイが渓谷の岩の上を、絶え間なく、飛びはねながら、採食しています。全然立ち止りません。こんなことで餌がとれるのでしょうか?飛びはねているうちに、餌をすばやく見つけてたべているのかも知れません。

渓谷のダイサギ

ダイサギが師走の渓谷で獲物を狙って岩の上にいましたが、思うようには、撮れないようで、狙う場所をあちこち変えながら漁(りょう)をしていました。毎日の餌(えさ)とりは、大変のようですね。

夜明けの白鳥

冬至も過ぎ、マヤ歴の「地球最後の日」も無事にすぎてゆきました。白鳥たちも穏やかな夜明けをむかえていることでしょう。漆黒の闇に太陽が顔を現していく時、オレンジ色の光がまわりの景色を染めていきます。暗いうちから白鳥の鳴き交わす声がひびいていま…

淡色型コクマルガラスと暗色型コクマルガラス

今までは、なかなか見られなかった、コクマルガラスやミヤマガラスが、去年あたりから、我孫子の各地で見られるようになってきました。ミヤマガラスの大群の中に10羽くらいのコクマルガラスをみつけることもできるようになりました。今回もコクマルガラス…

初冬のツグミ

久しぶりにツグミに会えました。以前は、至る所にツグミがいて、少し歩けば何回もツグミに会えましたが、最近は、あまり会えなくなっています。我孫子だけの現象なのか、私だけの現象なのか、判りませんが、少し寂しく感じています。もう少し冬が深まれば、…

谷津田のジョウビタキ

市街地でもよく見かけ得るジョウビタキですが、谷津田でも見かけます。雄のジョウビタキも綺麗ですが、雌のジョウビタキは、とても可愛くて、私の好きな鳥のひとつです。 雌のジョウビタキが、谷津田の茂みの低木と地面の間を、飛びはねていました。カメラを…

谷津田のカシラダカ

カシラダカは、冬鳥として飛来して、群れで暮らしています。地上を跳ね歩いて、草の実を探して食べています。人が近付くと、群れて逃げます。沢山いるのに、近くで撮影しにくい鳥のひとつです。今回も群れで逃げて行く途中、たまたま、枯れ草にとまっていた…

晩秋のヒガラ

今年は、あちこちでヒガラを見かけます。シメやキクイタダキを撮影していたら、シジュウカラや、エナガの混群の中にヒガラもいました。枯れ木の枝がら、地面に降りて、何かをくわえて、紅葉の枝にとまりました。よくみると、イモムシをくわえています。そこ…

機敏なエナガ

エナガは、尾が長いので、日本の鳥の中の最小グループには、入りませんが、重さでは、最少のグループ(キクイタダキ3〜6グラム、エナガ6〜8グラム、ミソサザイ7〜13グラム)のひとつです。羽ばたき軽く機敏に動き回ります。ホバリングも自由自在、枝…

沢を飛ぶチュウヒ

チュウヒの漢字は、沢鵟と書きます。沢(さわ)に住むノスリの意味とのことです。沢というのは、辞典では「水が浅くたまった所、また、草木が生えている湿地」とあります。 チュウヒの名前の由来は、はっきりしないのですが、山渓名前図鑑「野鳥の名前」(山…

霞ヶ浦のミサゴ

霞ヶ浦上空をミサゴが2羽じゃれあって、飛んでいました。浮島の木によくとまっているミサゴたちでしょうか?上空を円を描くように飛んでいます。 ミサゴは、魚を食べる猛禽(もうきん)で、環境省レッドリストの準絶滅危惧種(じゅんぜつめつきぐしゅ)です…

農耕地のノスリ

冬枯れの農耕地、水をひく杭の上に、ノスリが、とまっていました。穏やかな目つきです。カメラを構えても動じません。近付くと、五月蠅(うるさ)そうなそぶりで、飛び立ちました。冬の農耕地でよくみかける風景です。この、ずんぐりした鷹は、、農耕地で、…

狩りをするチュウヒ

アシ原を代表する猛禽(もうきん)は、チュウヒです。チュウヒは、環境省のレッドリストで、絶滅危惧1B類(ぜつめつきぐ1Bるい)に指定されている希少な鷹(タカ)です。古来、アシ原は、アシが生活に利用され、馴染みの深い冬の原風景でしたが、最近は、…

可愛いチョウゲンボウ

手賀川流域で、小型のハヤブサ、チョウゲンボウをよく見かけます。電柱や杭の上や、橋の欄干(らんかん)などにとまっていたり、上空でホバリングして、狩りをしていたりしています。ハトくらいの小さな猛禽(もうきん)ですが、さすが、ハヤブサの仲間だけ…

コクマルガラス(暗色型)とミヤマガラス

従来、コクマルガラスは、冬鳥として、ミヤマガラスの集団に混じって、渡ってくる、珍しい鳥でしたが、最近は、ミヤマガラスの分布拡大によって、我孫子市でも見られるようになってきました。これらのカラスは、普通のカラス(ハシボソガラス、ハシブトガラ…

コハクチョウ飛翔

コハクチョウは、集団で飛び立ちます。この集団は、家族かもしれません。ねぐらの水田から、一斉に飛び立ちます。白鳥は、体重が重いので、飛び立つには、水をけって、助走しないと、旅立つことができません。不意に飛び立つので、いつ飛び立つか、事前に予…

オオハクチョウ飛翔

白鳥の季節になりました。金曜日,印西市本埜(旧本埜村)で撮ったオオハクチョウの飛翔です。現地の人の話では、現在、本埜村の白鳥の数は、コハクチョウ240羽、オオハクチョウ10羽いるそうです。また、アメリカコハクチョウが、1羽だけいるそうです。…

雑木林のキクイタダキ

キクイタダキは、頭の羽が、鮮かな黄色で、菊の花びら状(じょう)の冠(かんむり)をかぶっているようなので、この名があります。ヨーロッパのルクセンブルグの国鳥で、一般に、ヨーロッパで鳥の王といわれています。キクイタダキは、小さくても「黄金の王…

住宅地のアオジ

近所の日陰の小道の上を、スズメが歩いています。でも、スズメでは、なさそうです。アオジのようです。道の上の何かを食べています。撮影していると、スッーと茂みに、逃げこんでしまいました。こんなに人家にちかい処にも、冬鳥がきているのですねぇ〜。次…

コサギとダイサギ

手賀沼沿いの道を歩いていたら、白鷺(しらさぎ)が飛んできました。大きな白鷺と小さな白鷺です。ダイサギとコサギです。同一種類でないサギが、一緒に飛んでくるのは、珍しいように思います。偶然、同じ時に降たのでしょう。その後、コサギが先に飛び立ち…

雑木林のシメ

近所の雑木林にシメもきています。いつも同じ木にとまります。黒い小さな実を食べています。この実を目当てに、この木にきているようです。尖(とが)った鋭(するど)い、くちばしでこの実を食いちぎっていきます。食べ終わると、どこかに飛んでいきますが…

里のルリビタキ

最近、雑木林(ぞうきばやし)にルリビタキ♀が、来ています。今までも、何回か観ましたが、私が、気がつくと、いつも、すぐに、藪(やぶ)に逃げ込んで、隠れてしまっていました。今日、この鳥が、いつもいる場所で、人と立ち話をしていたら、突然、この子が…

里のキクイタダキ

時雨(しぐれ)っぽい日です。厚い雲に包まれて寒い日になりました。師走(しわす)の最初の日は、前線(ぜんせん)の通過によって、とても不安定な天候になりました。そんな日のお昼前に、シジュウカラの混群(こんぐん)が、里の雑木林にやってきました。…

八ヶ岳山麓のウソ♀

畑のそばのあぜ道の草叢(くさむら)から、フィ、フィと鳴き声がきこえます。少し太った鳥です、近付いてみましたが、あまり、逃げません。夢中に、草の実を食べています。ウソのメスです。草の茎(くき)を引っ張って、小さな美味(おい)しくなさそうな、…