2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
印旛沼の葭原では、オオヨシキリのさえずりの合唱があちこちて聞こえます。葦につかまっているオオヨシキリをみつけました。葦にしっかりしがみついています。こんな他愛のないしぐさを見ていると、オオヨシキリもかわいく見えてきますね。 のんびりした初夏…
5月28日午後の印旛沼、初夏の太陽光が肌を刺す暑さです。けたたましいオオヨシキリの鳴き声やとても低音のサンカノゴイの鳴き声に混じって「オーツ、オーツ」ともの悲しげなヨシゴイの鳴き声が聞こえています。そんな悲しげな鳴き声に似合わない元気なヨ…
5月28日印旛沼の昼下がり、ヨシゴイとオオヨシキリの「真昼の決闘」が展開されました。 オオヨシキリの縄張りにヨシゴイが侵入しました。この近くにオオヨシキリの巣があるのかもしれません。 怒ったオオヨシキリは、スクランブル発進して、ヨシゴイを威…
あちこちでキジを見かけます。今日も畑の脇をキジが走りながらとまっています。途中で幌打ちなども行います。そのうち叢に隠れてしまいました。 「刻々と 雉子歩むただ 青の中」 ’ 中村草田男) 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L…
「ひばりなく 中の拍子や 雉子の声 」 (松尾芭蕉)キジの声が聞こえます。探してみると田植えの終わったばかりの水田の畦道をキジのオスが走っていました。何処かでヒバリの鳴き声も聞こえてきました。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF…
5月の早朝5時半、河口湖町にあるフジプレミアムリゾートのホテル上空をイワツバメたちが飛んでいました。 残月や すでに高舞ふ 岩燕 ( 水原秋櫻子) 午前6時ころ〜8時ころの富士山北麓梨ヶ原にノビタキ、オオジシギ、ホオジロ、カッコウがいました。 以…
「野鶲の すこし仰向く 風情かな」 (飯田蛇笏) 梨ヶ原草原では夏鳥として飛来したノビタキの囀りがいたるところで聞こえてきます。人をあまり恐れないようで比較的近くに来てくれます。ノビタキの雄の夏羽は、頭部は黒く胸は赤茶、腹は白く翼に白い斑紋が…
富士山の北麓梨ヶ原草原は陸上自衛隊北富士演習場として使用協定のもとで利用されています。 この草原は毎年4月中旬に野焼きが行われ、その野焼によって永く草原が維持され、多くの草原性の生物たちが生息しているそうです。 自衛隊演習場の利用によって保た…
河口湖にある「創造の森」は富士山に近いので雄大な富士山を見ることができます。5月20日のお昼頃、まだ大きな雪帽子を被った富士山が迫ってきまました。 5月21日朝、河口湖町のホテル(「フジプレミアムリゾート」)の上空に多数のイワツバメが飛びま…
5月21日、北富士演習場の天気は晴れ。 ここ北富士演習場は、富士山北麓の山梨県富士吉田市、山中湖村にまたがる陸上自衛隊の演習場で面積は4,597ha。北富士駐屯地業務隊(忍野村)が管理を担当しているそうです。 その広大な富士山麓の草原の枯れ木にオオ…
水田にムナグロとキョウジョシギが着水しています。それぞれの群れは個々バラバラになって水田の中で採食しています。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しまし…
田植えの終わったばかりの水田でキョウジョシギたちが採食しています。旅の途中でのエネルギーの補給なのでしょうね。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しまし…
ムナグロの群れが田んぼに舞い降りました。田んぼの畦道に佇むムラグロも田んぼの中で採食するムナグロもいます。畦道のムナグロは静かに佇んでいました。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D…
この田んぼに50羽くらいのムナグロたちが訪れて各々、採食していました。 ムナグロは4月上旬から日本各地の水田などに姿を見せる大型のチドリです。ムナグロはシベリア極北部からアラスカ西部沿岸にかけてのツンドラで繁殖し、東南アジア、中国、太平洋諸…
畦を歩きながら頭を振ってクチバシで土を掘り虫を食べていたキョウジョシギが畦道にいたキョウジョシギを追い抜いていこうとしています。キョウジョシギは全長22cmでスズメよりずっと大きくムクドリより小さいシギです。シギの中では短い足(赤橙色)をして…
ツバメは3月には飛来していますが、田植えの頃に、よく見かけるようになります。当然ツバメの季語の季節は春です。 「つばくらや 水田の風に 吹れがほ」 (与謝蕪村) 今年も田植えの終わったばかりの水田の上を軽やかにツバメが舞っていました。でも「花札…
5月14日印西市発作地区の田んぼの畦道にキアシシギがいました。突然、こちらに向かって飛んできました。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。
5月14日の午前中、印西市発作地区の田んぼにムラグロとキョウジョシギの群れが降り立ちました。ムラグロは50羽、キョウジョシギは30羽くらいの群れです。一緒に行動しているようです。田んぼの中でもお互い仲良く採食していました。 以下の写真は、キ…
手賀沼周辺の田んぼにチュウサギが舞い降りました。このチュウサギは白い羽がとても綺麗な白鷺です。チュウサギは、アジアの南部とインドネシアに分布し、日本には田植え前の頃、夏鳥として渡来し、その多くは秋に南方に去って行く白鷺です。中には越冬する…
5月11日の夕方、印西市発作地区の田んぼに五羽のチュウシャクシギが飛来していました。一羽は田んぼの畦に、こちらの田んぼの中に3羽、もう一羽は別の田んぼにいました。千葉県では「田植え」の時期は五月が最盛期です。この「田植え」が始まる頃から、…
手賀沼周辺の畦道でキジのオスが母衣打ちをしていました。母衣打ちが終わると猛然と走り出しました。走る方向に2羽のメスがエサを食べながら近づいてきました。今はキジの恋の季節真っ盛りです。3羽は叢に姿を消しました。「密かごと」のためなのでしょう…
印旛沼付近の路傍の茂みに飛び込んでゆくオオヨシキリを見つけました。この付近にオオヨシキリの巣があるようです。茂みからオオヨシキリが顔を出し彼方に飛び去っていきました。営巣中の休憩のようです。飛び去った先には風に揺れる葦にオオヨシキリがとま…
田んぼにサシバがしゃがんでいます。その場所で小さな獲物を探しているようです。目が鋭く煌き猛禽の凄さを感じます。何かをクチバシにくわえました。瞬時に獲物を飲み込んでしまったようです。サシバは、辺りを警戒した後、飛び去っていきました。 「鷹舞う…
雛を見守るフクロウのお母さんは昼間でも頑張ってカラスなどの侵入を許しません。フクロウは、木の枝で待ち伏せて音もなく飛び、獲物に飛び掛かる「森の忍者」なのですから!フクロウは夜行性の猛禽で、人目に触れる機会は、めったに有りませんが、その知名…
田んぼの中の土に溶け込んで、かなりよく見ないと見分けられない場所にツバメチトリがいました。5月6日、手賀沼付近の田んぼにツバメチドリがいた証拠写真です。 同じ日に撮影したツバメチドリの飛翔写真を参考写真として添付します。 以下の写真はパナソ…
手賀沼周辺の田んぼの上空の彼方からヒバリの囀りが聞こえてきます。 いつもヒバリの鳴き声を聞いていると夏目漱石の小説{草枕}の中でのヒバリの描写を思い出します。 彼はイギリスのロマン派詩人シェリーの「To a Skylark」(雲雀ひばりに寄せて)の一節…
5月6日は、上天気になりました。 手賀沼付近の上空をツバメのような鳥が気持ち良さそうに飛んでいました。 ツバメより少し大きく下雨覆が赤いのでツバメチドリのようです。 ツバメチドリは尾羽の形がツバメと同じで燕尾(えんび)ですが、全長は、24cmでムク…
大きな木にからみついたキヅタの黒い実をコムクドリたちが競い合って食べていました。小さなブドウのような黒い実ですが、おいしいのでしょうか?旅の途中のコムクドリはこの実を食べつくすまで滞在するのかもしれません。以下の写真は、キヤノン望遠ズーム…
牛久自然観察の森のフクロウの巣箱で2羽の雛が巣立ちを待っています。5月4日、午後1時頃1度だけ窓から顔を出して羽ばたく様子が観察できました。巣箱の中で羽ばたく練習をしているようです。巣立ちは、もうすぐのようです。フクロウは、「不苦労」など…
4月に手賀沼遊歩道にコムクドリの群れが滞在していたようですが5月に入り2〜3日前から手賀沼湖畔の木に滞在しています。どうも、この木の黒い実を食べに集まってきているようです。かなり多数いるようですが、繁茂した葉っぱの影に隠れているので葉陰か…