2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1月27日、銚子漁港の埠頭近くを飛んでくるカモメたちを撮影していると、その中にクチバシの先が明らかに黒くはっきりしたカモメがこちらに向かって飛んできました。ひょっとしたらクロワカモメの若鳥ではないかと連写してみました。カモメの若鳥の識別は難し…
銚子漁港のこの場所でいつも見かけるクロサギが、今日もコンクリートの上から魚を狙っていました。クロサギは、水面をじっと見つめて、近づいてきた獲物を捕らえる、雌雄同色の黒いサギで、白色系と黒色系があり、南にいくほど白色系が多いそうです。黒色系…
波崎漁港は茨城県の最東南端に位置する漁港で、利根川が太平洋に注ぐ場所に位置しており、古くから漁業が盛んで、イワシの漁獲量は千葉県銚子漁港に次ぐ日本第2位だそうです。1月27日は、波も穏やかでほとんど風もなく、この漁港の周りにいる多数のウミネコ…
1月27日は3月初旬のような暖かい快晴になりました。上天気なので、きっといい出会いがあると信じて、銚子の松林のキバラガラに会いに出かけました。ところが、9時半ころからお昼ころまでは、キバラガラは林の中に見え隠れしていますが、いい場所に出てきてく…
外川漁港(とかわぎょこう)は、千葉県銚子市の南部にある漁港で、東端は犬吠埼、南側は屏風ヶ浦から九十九里浜に続いています。銚子は「銚子港」と「外川港」の2箇所の港が有り、金目鯛などの水揚げは、外川魚港が中心だそうで、この漁港で昼食をとる時は…
今回、天保水滸伝で有名な飯岡 助五郎(いいおか すけごろう)本名石渡助五郎が整備したといわれる千葉県旭市の飯岡漁港で探鳥してみました、大寒を過ぎて寒波厳しく、日本各地の大雪のニュースが放映されています。でも千葉県は、ほとんど降雪はなく、飯岡漁…
1月24日、たまたま、銚子漁港方面に探鳥に行く機会ができたので、昨年11月ころから話題になっている噂のキバラガラにひょっとして出会えるかもしれないと海岸沿いの雑木林に行ってみました。何度行っても撮ることができないカメラマンもいると聞いていたので…
冬の日の朝,暖かい太陽の斜光を浴びて石が温められています。暖められた大きな石は、ちょうどいい熱暖房になるようで、その上にオスのコガモが2羽くつろいでいます。毛づくろいをしたりして羽の手入れをしています。寒い夜を過ごしたコガモたちは石の上の心…
キンクロハジロは、全長 44cm。雄は頭部,胸,背は黒く,腹部は白い。翼は黒く,飛ぶとよく目立つ白帯がある鴨です。雌雄ともに短い冠羽があります。日本には冬鳥として渡来し湖沼・内湾などに多数渡来します。キンクロハジロは、あちこちの池や内海でよく見…
雑木林の枯れ木にカワラヒワがふわりとやってきました。青い空にくっきりと映えてカワラヒワも捨てたものではありません。よく群れで行動するカワラヒワを見るのですが、今日は一羽だけです。このカワラヒワは、堂々としています。毅然と青空に立つ気品も感…
池ノ上にヒドリガモが泳いでいました。のんびりしている様子でしたが、突然、水を蹴立てて飛び上がりました。どうも朝の食事をするようです。池の岸辺には青草が生えています。ヒドリガモはこの青草を食べるために、池から飛び立ったのです。ヒドリガモは、…
枯れ木に最後の一葉が残っています。「最後の一葉」で思い出すのは、オー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」(さいごのひとは、原題:The Last Leaf)です。その内容は「重病におかされ絶望していた病人が、昨日の嵐に耐えた「最後の一葉」を見て、生きる希…
葉を落とした雑木林の木々の間を小鳥が飛びまわっています。いつもは群れでいるエナガが一羽だけ単独で動いています。ちょっと白っぽいエナガなのでシマエナガのようにも見えますが、遠いくてはっきり見えないので、ここでは普通のエナガとしておきます。エ…
1月17日のお昼ころ、まだ淡いピンクのベニマシコ(紅猿子)が、秋楡(あきにれ)の木にやってきました。秋楡の木は、9 月頃に淡黄色の両性花(一つの花に雄しべと雌しべをもつ花)を束生(見かけ上が束のようになっているつき方を)し,翼果(翼のある実)は…
じゅん菜池のヒドリガモの中に少し変わったヒドリガモの「つがい」がいました。オスの目の横がかすかに緑色をしているし、メスの目のまわりが白いのです。この「つがい」は、ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑固体のようです。ウィキペディアのヒドリガモの…
1月15日夕日が西に沈むころ手賀沼公園のボート乗り場横の鉄製のポールにカワセミが飛んできてとまりました。私の姿は看板に隠れてカワセミには見えなかったようです。手賀沼公園は人通りが多いので、朝やお昼のころは、人の通る通路脇の鉄柵付近に飛んでくる…
寒空の下、水田を横切る水路を小鳥が見え隠れしています。あたりの茶色と同化して見えにくいのですが、羽に白い色がチラリと見えます。ジョウビタキのメスです。ジョウビタキは10月頃に渡来し、河原や公園、農耕地、市街地など開けた土地を好んで住みます。…
寒の内の青空にツグミが気持ちよく飛んでいます。 「鶫(つぐみ)飛び 木の葉のやうに さびしきか」 (細見 綾子) ツグミは秋にシベリアから大群で日本に飛来し、その後、田畑や雑木林などに分散し、3月ごろ集合して大群を作りシベリアに帰ります。今の時期…
久しぶりに「つくば市」の「高崎自然の森」に行ってみました。小さな鳥が木の間を飛び回っています。時々、木から地上に降りて餌を見つけては別の木の枝にとまったりしています。青い鳥「ルリビタキ」の雄のようです。 「鶲(ひたき)来て 色つくりたる 枯木…
正月を過ぎ、いよいよ寒くなってきました。二十四節気のうちの「小寒」を過ぎ「大寒」を迎え「立春」にいたるまでの30日間を「寒の内」といい一年中で一番寒い時期なのです。市川市の「じゅん菜池緑地」にある「じゅん菜池」の岸辺に、赤い実をたわわにつけ…
正月を過ぎて、平年の寒さが戻ってきました。暖冬だったからか?都市公園の白梅がもう咲いています。 「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」 服部嵐雪(はっとり らんせつ) 意訳: 寒中に梅が一輪咲きました。春が近づいてきたのだろうか。梅の花の色や香りにかすか…
ヨシガモは、全長約48 cm、翼を広げた大きさ75〜88 cm。中型のカモ類で、雄の後頭の羽毛は伸びて冠羽になり、ナポレオンの帽子のような形になります。また、額から後頭と眼先から頬線にかけては赤褐色で、眼から後頭にかけては緑色光沢。額に白斑があります…
今の時期、ヨシ原の王者チュウヒ(宙飛)の活躍を見ることができます。チュウヒはカラスより大きめのタカの仲間で、主にヨシ原などの草地に生息します。チュウヒには国内で繁殖・越冬している個体群と、越冬期に大陸から飛来してくる個体群があります。国内で…
千葉県・外房の豪快な黒潮の打ち寄せる荒磯にクロサギが魚とりをしていました。ここは、「屏風ヶ浦の断崖」が見渡せる波打ち際です。普通サギといえば、シラサギ(白鷺)で、コサギ、チュウサギ、ダイサギに代表される全身白いサギ類の総称ですが、同じペリ…
正月三日、カワセミの撮影後、手賀の丘公園を歩いていたら、もう薄暗くなった植え込みの中に飛び込んでいく小鳥を見つけました。4時近くになると公園には、ほとんど人影がありません。小鳥が飛び込んだ植え込みのあたりを見ていると、「幸せの青い鳥」として…
正月三日、箱根駅伝で地元の中央学院大学のシード確定をテレビで観た後,カメラを持って手賀の丘公園に行ってみました。手賀の丘公園の池にいつもいるカワセミなのですが、ずっとご無沙汰していましたので、久しぶりの再会です。このカワセミは、とても元気で…
お屠蘇気分も抜け始めた正月四日、利根川下流域のヨシ原の上で何度も羽ばたいているチュウヒを見つけました。平成28年正月四日の天気は晴れ。利根川上空は、4月上旬の暖かさで風もほとんどありません。ヨシ原の下ではネズミなどの小哺乳類が活発に動きまわっ…
手賀沼からのお年玉はミコアイサ雄だけではありませんでした。手賀沼周辺の里山から農耕地の上空に里山の鷹ノスリが現れました。初夢で、見られなかった鷹が眼前に現れました。ノスリはゆっくり羽ばたき帆翔しながら旋回してこちらに近づいてきました。下を…
正月二日の手賀沼は,よく晴れ風もおだやかで湖面も波静かでした。ミコアイサの雄が、一羽、湖面にぽっかりと浮かんでいました。そのまわりに他の水鳥はいませんでした。青い湖面にモノクロのミコアイサが映えてとても綺麗です。このミコアイサは、水にもぐっ…
もう正月二日になりました。昔の正月は陰暦なので、ほぼひと月遅れのため、正月には、気のはやいウグイスが鳴いてもおかしくなさそうです。源兼澄(みなもと の かねずみ)作の和歌に 正月二日、近江へまかるに、逢坂こえ侍(はべ)るに鶯(うぐいす)のなく…