なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

珍鳥ミヤコドリ

BIRDER[2009年4月号)に掲載の1957年10月7日千葉県浦安で撮影された写真(撮影:故高野伸二氏)を見たことがあります。その記事の中に「ダイシャクシギホウロクシギの群れに1羽のミヤコドリ 生涯二度と見られないと思われた。」と書かれています。このミヤコドリは1957年9月18日に浦安に現れて、当時、大騒ぎとなり、バードウォツチャーが押し寄せたようです。「今は昔」三番瀬の干潟に多くのミヤコドリを見ることができます。ミヤコドリは、三番瀬に行けば普通に見られる「普通の鳥」となりました。それでも、他の場所でそんなに見られる鳥ではありません。この嘴の赤いミヤコドリを撮れる喜びをいつも感じる私です。