6月3日の朝は、快晴の天気になりました。
印旛沼のサンカノゴイが水田からヨシ原の巣にゆったり優雅に飛んでいます。
ぐるっと旋回してヨシ原に姿を消しました。
サンカノゴイは、体長70センチ、翼開長130センチもある大型のサギの仲間で、局地的に生息する希少種なので、環境省の絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。
山家五位の名は、江戸時代から記録されているとのことですが、本来、生息数が少なく当時から観察しにくい鳥だったようで、山の奥に棲むと思われてもいたようですが、命名の由来は山里深くに棲む鳥の意味ではなくて人里離れた田舎に住むゴイサギのような鳥ということのようです。
繁殖期には低く図太い声でブォーブォーとも、ボォーボォーとウシガエルより低い声を周囲に響かせます。
今頃の時期は印旛沼のヨシ原の中から日中でも何度も聞くことができます。
今年もサンカノゴイに会えました。
以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。