上の写真は
TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC HLD キヤノン用 APS-C専用のレンズを装着し、一眼レフEOS7DマークⅡで手持ち撮影しました。
3月11日午後、上沼田のあぜ道にいたハヤブサが、鋭い眼つきで、突然、飛び立ちました。
ハヤブサは、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されている猛禽(もうきん)で、食物連鎖の頂点に位置する希少種です。
鳥類最高速(時速390キロ)といわれるハヤブサは、大きな鳥たちにとっても、とても恐ろしい猛禽なのです。
ハヤブサの狩りは、下を飛んでいる獲物に向けて滑空しながら加速して接近し、スピードが十分高まった状態で上方から足で蹴落(けお)とします。 獲物は即死か失神状態となり、瞬時に足のツメで空中キャッチするようです。
江戸時代、将軍の鷹狩りで、ツルを捕るのにハヤブサが使われたのは、狩りの戦法から自分よりも大きな獲物を狩ることが可能だからでしょう。
ただし、高速で飛ぶ際、目を開けたままではいられないはず。じつは、まぶたと瞳の間にある「瞬膜」という膜を閉じて、眼球を保護しているからこそ狙いを定めて狩りをすることが可能なのです。カワセミが水に飛び込んで魚を捕まえる際も、この瞬膜を閉じています。