なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

高戸前浜海岸の砂浜にしゃがみこんで動かないオオハム

広い砂浜の上にポツンと黒っぽい鳥が、まるで波からとり残されたようにしゃがんでいます。

撮影しながら近づいてもしゃがんだまま動きません。

どこか具合が悪いのかも知れません。アビ類の鳥のようですが・・・

オオハムのようです。

黒いつぶらな目でこちらを見ています。

これ以上近づくと可愛そうなので、退散しました。

参考写真は同じ日に撮影した波崎漁港のオオハムです。



注:大辞林 第三版のオオハムの解説

おおはむ【大波武】
アビ目アビ科の海鳥。全長65センチメートル 内外。体に比べ翼が短く、足に水かきがあり、潜水が巧み。夏羽は背が黒白のまだら、冬羽は背面が黒、腹面が白。ユーラシア・北米の極地で繁殖し、日本には冬鳥として九州以北に渡来する。


以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。






参考:同日、波崎漁港で撮影したオオハム