なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

吹割の滝

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 上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにシグマ レンズ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMを装着し手持ち撮影しました。

6月22日、群馬県にある「東洋のナイアガラ」と呼ばれている吹割の滝に行ってきました。

地元の説明文によれば

吹割の滝は、「吹割渓ならびに吹割瀑」として1936年(昭和11年)12月16日に国指定天然記念物、名勝に指定されました。「凝灰岩(ぎょうかいがん)とその浸食地形ならびに渓谷美」が着目され、文化庁(旧文部省)によって登録されました。文化庁によると、天然記念物とは「山岳等の名勝地で我が国にとって芸術上または鑑賞上価値の高いもの」「植物及び地質鉱物で我が国にとって学術上価値の高いもの」(一部抜粋)と定義されています

また、その川と渓谷の説明では、

片品川は、上流の泙川合流点から下流の栗原川合流点の間で渓谷を形成しています。これを吹割渓谷と呼びます。渓谷は凝灰岩や溶結凝灰岩を削り込んで形成されており、右岸には障子岩がそそり立っています。
 河床は凝灰岩で平担な所が多いですが、特に広い所を千畳敷と呼んでいます。河床には多数の甌穴があり吹割の滝付近から、にぐら石に至る約1.5kmの間に分布しています。
  甌穴の平面形は、ほとんどがほぼ円形で、川の流れに直交する方向に細長い点で共通しています。大きさは長径6~7mが最大であり、2~3mのものが多いです。
  河床の凝灰岩は数本の断層が横切り、その部分に硅質、石灰質の鉱液が入り込み、沈殿して断層の左右約1mが硬化し、侵食されずに突き出したのが屏風岩、獅子岩の奇勝です。吹割瀑もこの断層の切れ目に沿ってできたU字谷の側面に滝の落ちる様子が、あたかも滝が岩石を吹割るように見えるので吹割瀑と名づけられました。
 平成3年に渓谷を取り囲む1周約1時間の遊歩道が整備されました。途中にある3つの観瀑台からは渓谷をそれぞれ違った角度から眺められます。

 

とのことです。

 

当日の天気は曇り時々豪雨で、お昼すぎは運良く曇りでした。

でも途中の路面は滑りやすく天然記念物保護のためテスリがないためかなり危険です。

恐る恐るゆっくり歩き撮影しました。

雨で増水した川は、豪快な滝の渓谷美を見せてくれました。

老骨に鞭うって頑張りましたが、相応に疲れて、足がガクガクしていました。

国道から地下道をくぐる階段が暗く手すりはありますが、よく見えなかったので、怖かった。

また、その下の坂は、50段あり手すりはありますが、老骨には堪えます。

川に沿った遊歩道は、大雨で川が増水すると、冠水するそうです。

時々、通行止めになるとのことです。

この道には、手すりが無いので往復の人の通りが譲りあわないとかなり危険です。

「川に転落する危険がある」とのアナウンスが現地のスピーカーが繰り返し警告していました。

無事に行ってこれたことを感謝してこのブログを書いています。

蛇足ですが吹割の滝のお土産に大きなアップルパイ¥1500円がとても美味しいですよ。

転落の水のかたまり滝の中  高浜虚子