なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

鷹らしく勇壮に飛び去るトビ

f:id:digibirds:20191227140213j:plain

f:id:digibirds:20191227140227j:plain

f:id:digibirds:20191227140243j:plain

  上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。 

 

手賀沼付近の電柱に、鷹が、止まっています。

急いて、近づいてみるとトビでした。トビも鷹なのですが・・・

 

人に慣れているのか、近づいても平気です。

 

それでも、トビは、鬱陶しいと思ったのかピーヒョロロと鳴きながら飛び去って行きました。

トンビと思えぬ鷹の姿で飛んで行きました。ただ?鳴き声が?呑気な声で…

 

トンビとトビは同じものですが、隠語でトンビは小泥棒のことだそうです。

また、トビは、粋な鳶職(とびしょく)のことで、土木建築作業などで、足場の組立てをする職人をさしています。

この鳥のクチバシが、彼らがいつも使っている「鳶口(とびぐち)」という、長さ二メートルほどの棒の先にある鉄のカギをとりつけた道具に似ていたことによるそうです。

トビという名は、関東でよく使われ、トンビは、関西でよく言われているそうです。

また、トビは、「飛び」からきた名前だという説もあります。

トンビという呼び方には間の抜けたようなユーモラスな感じもしますが、本来は鷹の仲間で、正式名はトビなのです。

 

 

鳶の羽も 刷(かいつくろ)ひぬ はつしぐれ   
                              向井去来
 
 
喫茶去 フルトヴェングラーバイロイトの足音入り第九を聴く

ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」(EMI録音)

バイロイト祝祭管&合唱団,
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ),エリーザベト・ヘンゲン(アルト),
ハンス・ホップ(テノール),オットー・エーデルマン(バス)

1951年7月29日

EMIによるバイロイト盤です。「足音入り」と呼ばれる録音で、第1楽章開始前にフルトヴェングラー入場時の足音が収録されているものです。
 
EMIからはこのTOCE-6510以外にも独自のリマスタリングを施したバイロイト盤が数点リリースされていますが、いずれもこのCD TOCE-6510よりは音質的に落ちるという意見が多いようです。
 
まあ、第九の代表盤なので年末に聴くに相応しいわけです。
 
フルトヴェングラールツェルン音楽祭の第九も良いですが、このバイロイトの第九の雰囲気は、素晴らしく、年末には、これかなぁ!
 
バイロイトの第九は、リマスタリングが、たくさん出ていますが、この足音入りの盤で私は、充分満足です。