なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

色づく我が家のアジサイ

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上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。

6月16日真っ白だった我が家のアジサイも一部の花がピンクに色づいて来ました。

喫茶去

イアン・ポストリッジの

シューベルト歌曲集

を聴く

英国出身の名テノールイアン・ボストリッジ。知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手です。


曲目リスト
ます op.32
ガニュメート op.19 No.3
春に op.101 No.1
月に寄す op.57 No.3
野ばら op.3 No.3
旅人の夜の歌「山々に憩いあり」 op.96 No.3
最初の喪失 op.5 No.4
漁夫 op.5 No.3
漁夫の歌 op.96 No.4
夜と夢 op.43 No.2
小人 op.22 No.1
音楽に寄す op.88 No.4
君こそわが憩い op.59 No.3
水の上で歌う op.72
歌「シルヴィアはだれか告げよう」 op.106 No.4
連祷
春の思い op.20 No.2
森で op.56 No.3
ミューズの息子 op.92 No.1
旅人の夜の歌その1 op.4 No.3
至福
魔王 op.1

 

 

真夏の花サルビア

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上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。

6月15日 晴れ 真夏日になりまし

だ。

我が家の鉢植えのサルビアです。

私の子供の頃、夏になるとよく見かけた花です。

先日、スーパーの店先で見かけたので買いました。

夏にふさわしい花ですね!

 

サルビアの英語の花言葉は、「esteem(尊敬、尊重)」「wisdom(知恵、賢さ)」

「domestic virtue(家庭の徳)」

とのことです。 花の色による花言葉もあります。

赤いサルビア花言葉は「燃える思い」。 青いサルビア花言葉は「尊敬」「知恵」だそうです。

 

喫茶去 爽やかなケンペ指揮の田園を聴く

 

ケンペ指揮 ベートーヴェン交響曲全集より

交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」

ミュンヘンフィルハーモニー

録音:1972年6月23-26日、ミュンヘン、ビュルガー・ブロイケライ

「レオノーレ」序曲 第3番

 

ルドルフ・ケンペ(指揮)

 

どちらの曲も、とても爽やかな気持ちの良い演奏でした。

ケンペは素晴らしい指揮者です。おそれ入りました!

最近、再々評価されているのも頷けます。

 

参考

ケンペ(1910~1976)はベームカラヤン同様、ドイツの歌劇場からの叩き上げで、その優れた職人的手腕とスケール雄大にして情緒豊かな音楽性、そして物腰の柔らかな誠実な人柄によって、オペラにコンサートに国際的に活躍した名指揮者でした。巨匠としての活躍が期待された1976年、肝臓がんのため65歳で亡くなり、世界の音楽ファンを悲しませました。

濃霧の中のキジの雌雄

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。


6月14日曇り雨。中沼田の水田にいたキジの雌と雄です。

キジは、数羽の雌が複数の雄のなわばりを次々に廻って、気に入った雄と交尾するという乱婚性をとっています。

この雌、雄を探しているのでしょうか?

雉の雌は、抱卵から孵化・子育てまでは雌が行います。

雌は母性本能が強く、抱卵を始めると外敵が近づいても逃げずに卵を守ります。

この雌から遠く離れた所に雉の雄がいました。 

この雉たちは、会えるのでしょうか?

 

 

 

雨の中のガクアジサイとアジサイ

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上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。
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2枚目の写真は、Ymobileスマホ

エクスペディア8で三重県の友人が撮影しました。

6月13日雨。

梅雨の中での我が家のガクアジサイです。

とても元気に咲いています。

あやかりたいものです。

2枚目の写真は、

三重県在住の友人から13日の雨の路傍で撮影したガクアジサイアジサイの写真が送られて来ましたので掲載しました。

 

喫茶去 

青空の下で読むニーチェ

宮崎正弘 著 勉誠出版

を読む

 

面白い本でした。

仏陀の教えが

ルサンチマンを克服する衛生学でありキリスト教より優れている

という二ーチエの考えは、頷けるものがありました。

 

ルサンチマンは、一般には怨恨,復讐を意味する言葉。特にニーチェは,強者の君主道徳と対比して,弱者の奴隷道徳は強者に対するルサンチマンによるものだとしたようです。

彼によれば,元来道徳の根底には生命の根源からくる力強さがありますが,弱者は強者に対する反感をもち続け,一般の既成道徳を生じさせます。またキリスト教的世界観と,その派生としての近代市民社会における社会主義運動との両者にこの心理があると指摘しているようです。

グローバル時代の終焉の今、二ーチエの思想は、力強く生きる何かの参考になると思います。

 

三島由紀夫などの話題もあり飽きずに読むことができました。


青空の下で

 

ツァラトゥストラはかくかたりき


でも読むことにしましようか?

お母さんと一緒 − コブハクチョウ

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 上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

6月初旬の手賀沼遊歩道のコブハクチョウ親子です。

現在、子供たちは、もっと大きくなっていると思います。

喫茶去
フルトヴェングラー指揮のベートーヴェン交響曲を聴く


ベートーヴェン交響曲全集/序曲集(ウィーン・フィルベルリン・フィルフルトヴェングラー)(1943-1953)収録

交響曲1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 - Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー - Wilhelm Furtwängler (指揮)
録音: 30 November 1952

交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, "Eroica"
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 - Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー - Wilhelm Furtwängler (指揮)
録音: 19-20 December 1944

古い録音なのに聴きやすいCDでした。

英雄の録音については、1953年、フルトヴェングラーの生前にウラニア盤エロイカ事件が発生しています。米国ウラニア社が1944年、ウィーン・フィル演奏による英雄録音盤が提訴されて発売禁止の措置が取られそうです。

このLPは、名盤として知られ希少性もあり、一枚数十万円の値段がついたとのことです。

一番も三番どちらも見事な演奏でした。
特に英雄はフルトヴェングラーの英雄の中でも白眉と言える演奏と言える思います!

ガクアジサイの花

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上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。

6月10日我が家のガクアジサイです。いっぱい咲きました。

6月11日(木)11時、九州北部・関東甲信・北陸・東北南部の梅雨入りが発表されました。九州北部や関東甲信では平年より遅く、北陸や東北南部では平年より早い梅雨入りです。

アジサイの喜ぶ季節になりました。

 

喫茶去

トスカニーニベートーヴェン・コンサートを聴く

 

1944年11月12日のライヴです。推進力に満ちた「エグモント序曲」、きらきら輝く「ピアノ協奏曲1番」ピアノアニア・ドルフマン、弦楽四重奏曲第16番の編曲と、ベートーヴェンの名曲を、好調時のトスカニーニの素晴らしい指揮ぶりで鮮やかに演奏しています。音質もかなり良好で、NBCのアナウンサーの声も録音されているので当時の放送を聴いているような気がしました。

エグモント序曲

ゲーテの戯曲「エグモント」の付随音楽として作曲された中の序曲のようです。現在ではおそらくこの序曲しか演奏されることは無いようですが、それでもベートーヴェンの数少ない序曲を代表する作品のひとつのようです。

 

弦楽四重奏曲第16番」の第2&3楽章は、「七重奏曲」とならんでトスカニーニが好んで合奏で演奏したもので、1938年3月のNBC交響楽団との初のディスク録音セッションでも取り上げられているそうです。

 

ベートーヴェンは5曲のピアノ協奏曲を作っています。その第1番ということなのですが,これは楽譜の出版順で,実際には第2番の方が先に作られているそうです。曲全体のスケール感も第2番よりも大きく,両端楽章の充実した快活な響きと中間楽章の深い雰囲気が好対照を成している完成度の高い曲となっています。

 

アニア・ドルフマンは、1899年7月9日、南ロシア、ウクライナ地方オデッサ生まれ。早くよりピアノに対して才能を示し、11歳でデビュー。同じころ同郷の神童ハイフェッツとの共演も果たしているようです。その後パリ音楽院に学び、名教師として知られたイシドール・フィリップに師事。卒業後ロシアに帰国するも革命の混乱を避けてヨーロッパに戻り、1920年から約15年間にわたってロンドンをベースに積極的な演奏活動を行ない、メンゲルベルク、ビーチャム、ヘンリー・ウッドら名だたる名指揮者と共演して1936年にニューヨーク・デビューを果たして成功を収めたドルフマンはアメリカに拠点を移したようて1939年にはトスカニーニNBC交響楽団による歴史的なベートーヴェン・チクルスの最終日に「合唱幻想曲」を演奏して絶賛を博し、世界一流のピアニストとしてその名声を高めたとのことです。

このCDの彼女のベートーヴェンのピアノ協奏曲1番は、とても優雅で美しく見事な演奏です。

青葉のニシキギ

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上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。
6月10日我が家の青葉のニシキギです。青葉若葉の季節になりました。
 
あらたうと青葉若葉の日の光
芭蕉 「奥の細道

意訳
なんと尊いことだろう日光山は。新緑に埋もれる木の下闇まで燦 々と日の光が射している。これは、弘法大師さまと東照宮さまのおかげだ。
 
喫茶去 シューリヒト指揮 ベートーヴェン交響曲を聴く
1. 交響曲第2番(スイス・ロマンド管、1957年ライヴ)
2. 交響曲第5番「運命」(フランス国立放送響、1956年9月23日ライヴ)
このライブの演奏は、どちらも素敵でした。
2番は、小曲なのに堂々とかつ優雅に演奏しています。
アンセルメの手兵のスイス・ロマンド楽団を見事にドライブして美しい演奏です。
ハ短調交響曲も重厚で美しい堂々の名演奏でした。
暑さを忘れる素晴らしい演奏で大満足!!