なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

輝くゼラニウム

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

ゼラニウムの花が満開です。

ゼラニウムを見ていると、FM放送のジェット・ストリームの以下のナレーションを思い出します。

このナレーションの後、アルフレッド・ハウゼの「碧空」のタンゴの曲が流れました。

 

堀内茂男:詩 城達也:ナレーション

 

《赤い屋根》


南ドイツの田園に
思い出としておかれ、記憶の回路でつながれた古い街々がある。
北からローテンブルク、ディンケルスビュール、ネルトリンゲンと下りながら
350年も昔の出来事に耳慣れてしまう、夏の旅のことだ。
風雪に鞣され、崩れかけた城壁は
幾世代もの時間を抱いて
ついには、朽ち果てる覚悟のように見えたが
その腕の中で、赤い三角屋根を折り重ねた町並みが
壁を思い思いのシヤーベット色に染めて
広場から路地へ、追憶の石畳を敷いているのだった。
屋台のさくらんぼが甘い季節には、家々の窓毎のゼラニウム
晴れの日の風情で、旅人を迎える街であったが…。

※『JET STREAM』(ジェット・ストリーム)は、TOKYO FMをキー局にJFN38局で放送されているイージーリスニングの音楽番組です。城達也さんはこの番組(ジェットストリーム)のパーソナリティを降板した直後の1995年に他界。

古き良き時代を回想する毎日です。

 

スズラン

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

スズランの花が咲きました。 

 

スズラン(鈴蘭・すずらん)は4月~5月頃に釣鐘型の白く可憐な花を咲かせます。スズランの花には香水の原料にもなっているほどの芳香があります。

5月1日はスズランの日だそうです。
フランスでは5月1日、愛する人にスズランを贈る風習がありようです。

この風習は1,500年代にまで遡ります。フランスの王様シャルル9世が5月1日に幸福を授けられると言うスズランの花束を受け取り大変喜びました。それからというもの、5月1日に愛する人に必ずスズランの花束を贈る事に決めたのです。この風習が庶民に広がり、そして今日まで続いていると言われています。

まだ、日本では、定着していない風習です。

ボタン

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

ボタンの花が咲いています。


「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」、これは美人を形容する言葉です。

ボタンの花が見頃です。

喫茶去
ワルターの英雄ライブを聴く

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ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」
ブルーノ・ワルター(指)シンフォニー・オブ・ジ・エア

「英雄」の決定的名盤として名高いワルター+SOA(シンフォニー・オヴ・ジ・エアー)によるトスカニーニ追悼演奏会ライヴ。

1957年2月3日、カーネギー・ホールで行われたトスカニーニ追悼コンサートのライヴ録音。

1月16日に89歳で没したトスカニーニを悼み、ワルターミュンシュ、モントゥーの名指揮者がカーネギーホールの指揮台に立ちました。この「英雄」は宇野功芳氏が「何回聴いても新鮮さを失わず、飽きると言うことがない」とまで激賞しております。

曰く

ワルターのライブの最高傑作であり、これを聴かずしてワルターを語ることは決してできないと思う。[…]この「エロイカ」は何回聞いても新鮮さを失わず、およそ飽きるということがない”(<名指揮者ワルターの名盤駄盤>講談社より)

紫陽花

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

4月18日我が家の紫陽花の蕾です。

梅雨の代表花紫陽花が今年は、もう蕾をつけました。

今年は、夏が速いのかもしれません。

 

喫茶去

オイストラフチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴く


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懐かしい演奏をききました。

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ダヴィド・オイストラフユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団


20世紀のヴァイオリン界が生んだ巨匠、ダヴィド・オイストラフ第二次世界大戦以後、世界的な脚光を浴び、1950年代には日本にもやってきて、大きなセンセーションを巻き起こしました。独奏者としてだけではなく、室内楽奏者や指揮者としても活躍し、総合的な音楽家として大きな尊敬を集めたのです。
このアルバムは、1959年にオイストラフアメリカを訪れた際に録音されたもので、ヴァイオリン協奏曲の古今の名品2題が選ばれています。協奏曲指揮者としても名声を博したオーマンディ/フィラデルフィアの華麗なバックもあいまって、これらの曲の決定的名演となっています。(メーカー資料より)

【収録情報】
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音時期:1959年12月
録音場所:フィラデルフィア
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)