なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

蓮田上空を飛ぶダイサギとアオサギ

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

11月23日の稲敷市の蓮田からダイサギが飛び立ちました。

その後、アオサギが飛び立ちました。

2羽の大きなサギな一度に観れました。

喫茶去
ミュンシュ
  運命、未完成
を聴く


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ベートーヴェン:『運命』、シューベルト:『未完成』 ミュンシュボストン交響楽団

『運命』『未完成』という王道名曲を組み合わせたLP時代のベスト・セラー。情熱溢れるミュンシュが剛毅なまでに作品の魂を描き出します。

1949年から1962年にかけてボストン交響楽団音楽監督をつとめ、20世紀の演奏・録音史に輝かしい業績を残したフランスの巨匠シャルル・ミュンシュ(1891~1968)。小澤征爾の師の一人としても知られ、生前に3度も来日するなど、その情熱あふれる豪放な音楽作りとあいまって、日本でも親しまれた存在でした。彼がボストン響とRCAに残した数多くの録音は、得意としたフランス音楽とロシア音楽のみならず、バッハ、ベートーヴェンブラームスなどのドイツ音楽をも網羅する広範なもので、それらが当時最高峰の録音技術によって残されています。

当アルバムは、1955年に収録された初期のステレオ録音で、『運命』『未完成』というカップリングの嚆矢となったもの。『運命』は、第1楽章提示部を始めとする繰り返しをまったく行わず、前へ前へと前身する圧倒的なエネルギーが聴く者を圧倒します。特に終楽章における高揚感は、まるでライヴ演奏を思わせるほど。『未完成』は、作品に内包される熱いロマンティシズムを直截に表出したユニークな解釈で知られています。

解説:諸石幸生ほか。(BMG)

(以上)

運命は、来日の演奏が優れていますが、レオノーレ序曲3番は、見事な演奏です。
未完成は、堂々たる演奏で素晴らしい。名演です。

高校生の頃、ミュンシュの未完成は、毎日聴いていたので頭に刷り込まれています。

何度聞いても感動します。

もう、60年も経って、いるんですねぇ!

参考:昭和30年代

日本経済は発展し、家庭は電化され、生活は豊かになりました。

テレビ(白黒)、洗濯機、冷蔵庫が「三種の神器」と呼ばれました。

昭和34年、皇太子様のご結婚を機にテレビが普及しました。 14インチの白黒テレビは6万5千円で、公務員の初任給の6ケ月分もしました。(平成16年、14インチのカラーテレビで1万6千円、公務員の初任給の10分の1以下です。)


この頃、どんな種類の電気器具を持っているかで、その家庭をレベル分けする方法があったそうです。
・ レベル7 電灯だけしかない。
・ レベル6 ラジオ、アイロン          
・ レベル5 トースター、電熱器
・ レベル4 ミキサー、扇風機、    
       電話
・ レベル3 電気洗濯機
・ レベル2 電気冷蔵庫
・ レベル1 テレビ、掃除機

(「週刊朝日
   昭和30年8月22日号)

霞ヶ浦のカンムリカイツブリ

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

 

11月23日の霞ヶ浦は、波立っていました。

西の洲の土手を登ると眼前にカンムリカイツブリが泳いていました。

頭上の冠が良く分かります。

波立つ霞ヶ浦は冬を思わせる寒そうな風景ですね!

 

喫茶去

ミュンシュ 1960年来日記念公演を聴く


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NHK~伝説の名番組『立体音楽堂シリーズ』開始!国歌以外全て初ディスク化!
シャルル・ミュンシュボストン交響楽団~1960年、来日ライヴ集は、なんと全3タイトル、全ステレオの強力盤。
【立体音楽堂とは】
NHK FMのステレオ本格放送は1965年からですが、本格放送前に画期的試みによる世界に類をみない驚くべき番組がございました。それが『立体音楽堂』で、ラジオの第1放送と第2放送を使いそれぞれ左右の片チャンネルのみを放送、2台ラジオを用意すればステレオ放送が楽しめるという試みでした。まさに技術のNHKの驚くべき発想の名番組でした。

1960年5月、旧NHKホールと日比谷公会堂で行われたライヴ演奏を収録した3枚のCDがリリース!ミュンシュといえば、パリ管デビューの幻想(ALT182) が大変印象的ですが、手兵ボストンSOとの「幻想」も壮絶無比でストレート!本当に驚いてしまいます。また、得意の「運命」の迫力。ワーグナーのパワー全開の音響洪水など、ボストン響黄金期の名人芸を堪能できます。また、当時ニュービート派の重要人物として名を上げていたブラックウッドの交響曲は現代音楽に冷ややかな山崎浩太郎氏をして必聴の名曲といわしめ、ピストンの第6番も思わぬひろいものとのこと。アメリカ政府の押した曲だけあり現代曲とは思えぬわかりやすさで楽しめます。

 


Beethoven: Symphony No.5 Op.67; E.Blackwood: Symphony No.1 Op.3, etc
シャルル・ミュンシュ 、 ボストン交響楽団
発売日:2011年03月24日
ベルリオーズ: 幻想交響曲 作品14、ルーセル: 「バッカスとアリアーヌ」組曲第2番 作品43、ヘンデル: 「水上の音楽」~アンダンテ、アラ・ホーンパイプ
シャルル・ミュンシュ 、 ボストン交響楽団
発売日:2011年03月24日

Piston: Symphony No.6; Debussy: La Mer, etc
シャルル・ミュンシュ 、 ボストン交響楽団
発売日:2011年03月24日

(以上)

 

この頃ステレオ装置が販売されていましたが、我が家にはモノラルのFMラジオしかありませんでした。

モノラルのレコードプレーヤーは、ありましたが。

ても、そのFMラジオは、SONYのスピーカーadapterを買えば、ステレオになるのですが、残念ながら、持っていませんでした。

私は、この放送は、モノラルで聴きました。

ステレオで今聴いて感動しています。

 

この頃のアメリカは、眩しかったですねぇ!

 

昭和35年は、70ミリ映画ハリウッド超大作「ベン・ハー」が上映され、ポピュラー音楽では、ニール・セダカの『恋の片道切符亅、ポール・アンカの「電話でキッス亅などが流行った年です。

 

このCDの一枚には、この年が新日米安全保障条約調印の年だったので日米の国歌の演奏があります。ボストン交響楽団は、日本の他、台湾、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの演奏旅行をするアメリカ政府の特使だったようです。

 

特に「幻想交響曲」が、素晴らしい演奏です。

ライブの他興奮が凄い。 

高度成長期の凄さを感じます。。

 

 

朝日の中のススキ

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

11月22日の朝、手賀沼湖畔のススキです。

朝日を浴びて揺れていました。


ほの白い穂が夢の中の一場面のように、遠くまで揺れています。


晩秋が、なびいているんです。


 

人皆は 萩を秋といふよし

我は 尾花が末(うれ)を 

秋とは言はむ


  ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2110

 

人はみな萩の花こそ秋を思わすものだというが、
しかし私はすすきの穂先にこそ秋を思うのだと言おう。

田園の貴婦人タゲリ飛来

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

11月23日の午後。

稲敷市甘田付近の田圃に20〜30羽のタゲリの群れが、降り立ちました。

今シーズン初撮りです。

今年も、田園の貴婦人が到来しました。

 

喫茶去

尖閣の日本領土の証拠

 

最近、

田原総一朗、遠藤誉 対談本

「日中と習近平 国賓

を読みました。



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遠藤氏の発言に以下の資料が提出されていました。

 

そもそも、中国建国の父・毛沢東尖閣諸島沖縄県(中国では当時、琉球群島)に所属するもの」と、明確に宣言している。たとえば、1953年1月8日付の、中国共産党機関紙「人民日報」の記事は、

 ――琉球群島は、我が国・台湾東北と日本の九州西南の海面上に散在しており、尖閣諸島先島諸島大東諸島沖縄諸島、大島諸島、吐か喇諸島、大隅諸島等を含む、島嶼から成る。

という定義をした上で、アメリカ帝国主義の占領に対して、琉球人民が抗議し闘争していることを紹介している。そして「沖縄人民よ、頑張れ!」「アメリカ帝国主義に敗けるな!」とエールを送っているのだ(沖縄返還前なので、中国では「琉球」と呼んでいた)。

(以上)

 

尖閣諸島は、日本領土と当時の中国の人民日報が記載しているそうです。

 

それなのに、現在、尖閣諸島は、中国領土と主張しています。

近くに石油埋蔵量が多いことが、分かったからでしょうか?

 

 

手賀沼の岸辺のバン

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

11月22日の朝、手賀沼は、晴れ。岸辺の草むらに黒っぽいトリプルが見え隠れしています。
オオハンかなと思って観ていたら、湖水にでて来ました。
バンです。まだ嘴は、赤くないので子供かも?
でも、すぐに姿を消しました。
ほんの一瞬でした。

手賀沼を泳ぐマガモ

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

 

小春日和の手賀沼マガモがスイスイ泳いでいました。大半のマガモたちは、この近くで寝ていましたが、このオスのマガモは、元気に泳いでいました。

 

うかうかと鴨見て居れは年くるゝ 正岡子規