このブログの内容とは無関係ですが、12月3日は日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、目的地である小惑星「リュウグウ(竜宮)」へのスイングバイを行う日です。
「はやぶさ2」は、去年、鹿児島県の種子島宇宙センターからH-IIAロケット26号機によって打ち上げられ、この1年間は地球と同じようなコースで太陽の周りを順調に飛行していたようです。
「はやぶさ2」は、地球と火星の間で太陽の周りを回っている小惑星「Ryugu」を目指して本格的な飛行に移ることになり、12月3日午後7時ごろ、地球の重力を利用して、加速しながら進路を変える「スイングバイ」を行う予定とのことです。
「竜宮」に到達した「現代の浦島太郎」である「はやぶさ2」は「生命の起源を究明できるサンプル」をつめた「玉手箱」を地球に届ける使命を帯びているわけです。
世界中の人々のために「はやぶさ2」のスイングバイが成功するよう願っています!
さて11月下旬の手賀沼は小春日和の日が続きました。
その小春日和の手賀沼の下沼周辺を歩いてみました。
いつもよく見る鳥ばかりでしたが、手賀沼で、いつでも絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)の鷹、「チュウヒ」に会えるのは嬉しいものです。
「小春日(こはるび)や 石をかみいる 赤とんぼ」 (村上鬼城)
12月になったので恒例のベートーヴェンの交響曲9番「合唱」を聴いてみました。
例のマゼールの全集から
【Disc5】
・ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」&エグモント序曲
ロリン・マゼール指揮クリーヴランド管弦楽団
ルチア・ポップ(Sp)、エレナ・オヴラツォワ(Ms)、ジョン・ヴィッカース(T)、マッティ・タルヴェラ(Bs)
録音:1977年-1978年
を聴きました。
「第九」の演奏は名演が多いのでマゼール指揮の演奏も「屋上屋」の感も否めませんが、この演奏はマゼールの他のベートーヴェンの交響曲の演奏よりも熱が入っていて、名演ではないかもしれませんが秀演とは言えるような気がします。
この演奏もマゼールらしくすっきりした演奏で明るい華麗な「第九」を聞かせてくれます。
フルトヴェングラーなどのような巨匠の重厚な「第九」とは違うすっきりした演奏でこんな現代的な「第九」の演奏もあっていいようにも思えました。
このCDに収録されているエグモント序曲も「第九」の演奏と同様の演奏で明るい演奏です。