なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

水を飲むヤマガラ

秋の公園の水辺にヤマガラがやってきました。

周辺を警戒していましたが、頭を下げて水を飲みました。

飲み終わるとすぐに飛んで行ってしまいました。

ヤマガラ(山雀)は、全国各地の平地から低山に分布していますが、特に、関東より南に分布するカシやシイなどの常緑広葉樹林に多く見られます。

ドングリなども好物で、その実を両足で器用に押さえ、堅い果皮を頑丈な嘴(くちばし)で割って食べる様子も見かけます。

こんな器用な動きや、人なつこい習性を生かし、江戸時代ごろからヤマガラに芸をさせることが流行し、1980年代までは、神社の縁日などでおみくじを引かせる出し物を見かけることもあったようです。



「松の葉の しげみにあかく 
       入日さし 松かさに似て 山雀の啼く 」 (若山牧水













以前撮影したヤマガラの飛翔写真