なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

初詣を迎える息栖神社と初夢の鷹たちの写真

明けましておめでとうございます。

本年もこのブログをよろしくお願いいたします。

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息栖(いきす)神社は、鹿島神宮鹿嶋市)、香取神宮(千葉県香取市)とともに東国三社(とうごくさんじゃ)と呼ばれ、古くから信仰を集めてきました。関東以北の人は伊勢に参宮したのち、禊ぎの「下三宮巡り」と称してこの三社を参拝したといいます。

岐神(くなどのかみ)を主神とし、相殿に天鳥船神(あめのとりふねのかみ)、住吉三神を祀っています。天鳥船神は交通守護のご霊格の高い神様で、鹿島大神の御先導をつとめられた神様です。

大鳥居が常陸利根川沿いに建てられ、江戸時代は利根川の河川改修で水運が発達し『東国三社詣で』が流行しました。遊覧船も行き来し、水郷の風景を楽しむ人や文人墨客など多くの参拝者で賑わっていました。

現在も、息栖神社を含めた東国三社は、関東屈指のパワースポットとしてテレビや雑誌など各種メディアで取り上げられ、東国三社巡りバスツアーなどが頻繁に行われています。(神栖市観光協会ホームページより)

三つの神社が「東国三社」と併せて呼ばれるのは、それぞれに祭られるタケミカヅチ、フツヌシ、アメノトリフネの三柱の神が、アマテラスに天界から派遣されて、地上を譲るように迫った「国譲り」神話に由来しています。

12月31日に初詣を迎える息栖神社に我が家の車のお祓いをして頂くために詣でましたら、すっかり初詣の準備が整っていました。

そこで、このブログの元日用に神社を撮影して本年の最初の写真とさせて頂きます。

また、初夢の鷹を見るために、猛禽類(ハヤブサチョウゲンボウは、分類上、鷹ではありません)の写真を掲載しました。

初夢は、いつ見る夢でしょうか?

初夢の風習は中国から伝承してきたものといわれ、鎌倉時代の「山家集」にある記述が文献上では初出で、その頃は節分の夜から立春にかけて見る夢を指すものだったとのことです。

その後、室町時代に入ると「大晦日に見る夢」を初夢だと考えるようになり、年越しの夜は寝ない習慣があったこともあり、江戸時代後期となる1780年頃より「元日から2日に見た夢」を指す説も普及したそうです。その後さらに、いい夢を見るために枕の下に敷く「初夢札」が2日の午後に売られたことから、「2日の夜から3日に見た夢」を初夢とする説まで登場しそうなので、3が日に見た夢は、どれも初夢と言っていいのかもしれません。

ハチクマ

ノスリ

ケアシノスリ
http://f.hatena.ne.jp/digibirds/20160201190242

オオタカ

ミサゴ

サシバ

チュウヒ

ハイイロチュウヒ
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ハヤブサ

チョウゲンボウ