今年も、手賀川沿いの「田んぼ」に「タゲリ」の群れがやってきました。
20羽以上いるようですが、ばらばらになって採食しているので、はっきりした数は不明です。
タゲリたちは、脚で田の地面をたたいてミミズなどを追い出して採食しています。
警戒していたタゲりが、一羽が飛び立つと、仲間のタゲリも一斉に飛び立ちます。
タゲリはその優雅な姿に似合わない、力強い羽ばたきで、空中に飛び出します。
飛び立ったタゲリは空中でどんどん増えて大きな集団を形成します。(写真に写っているタゲリは21羽です) 「田んぼ」にこんなにいたのかと驚いてしまいます。
タゲリは、頭に冠羽がある玉虫色の羽をもつ大型のチドリです。
長い冠羽があり、気品のある玉虫色の羽をもつ鳥なので「冬の貴婦人」とも呼ばれています。
「冬の貴婦人」のタゲリが飛来すると、冬の訪れを感じます。
手賀川流域の田んぼにも冷たい北風が吹き始めました。
以下の写真は、EOS 7D Mark IIに EF-70-200mm F2.8L IS II USMに1.4倍のテレコン付のレンズを装着しオート・フォーカス+AIサーボ高速連写で撮影しました。