なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼湖畔のオオジュリン(大寿林)

手賀沼湖畔のヨシ原に越冬中のオオジュリン5〜6羽がヨシの間を動き回っていました。

オオジュリンたちは、まるで、4月中旬のような温かい日差しをあびて、ヨシ原の中を移動しながらヨシの鞘(さや)をめくってその中にいるカイガラムシの一種を食べています。

時々、「チュィーン」「チッ、チュ、チィ、チョ」と囀(さえ)ります。

オオジュリンの名前も「チュィーン」の聞きなしがら寿林(じゅりん)となり夏羽の黒い頭の大きい鳥をオオジュリン(大寿林)(全長16センチ)と呼んだようです。もちろん小さい鳥は、コジュリン(小寿林)(全長15センチ)ですが、この鳥はもっと「ほおじろ」に近いきれいな声でさえずります。

オオジュリンたちは、楽しそうに動きまわっていましたが、食べ終わるとどこかに飛び去って行きました。



オリンパス ミラーレス一眼 OM−E E−M1(パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付).ズーム・レンズ  M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II で撮影