なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ノジコのさえずり(プロ写真家・浅見氏の作品)

先日掲載したチゴモズ撮影の時、同行していただいたプロ・野鳥写真家の浅見ベートーベン・スミスさんから、その時撮影したノジコのさえずりの写真が5月27日メールの添付ファイルで送られてきました。

浅見さんのご好意でこのブログに掲載させていただきましたので、何も編集しないでオリジナルのまま掲載させていただきます。

なお、同氏は、この時、1200ミリの超望遠レンズで「手持ち撮影」していました。

驚くことに、同氏は、常人では考えられない、とても重い超望遠レンズを手持ち撮影できる腕力を持っておられます。

超望遠レンズの1200ミリレンズの撮影でノジコがこの大きさなので、距離は相当遠いと考えられます。

本来なら見やすくするためトリミングするのですが、敢えてオリジナルのサイズのまま掲載させていただきました。

拡大して見ても見事なノジコのさえずりの写真です。

ノジコは、日本に特有の種類で、本州中部以北にしか繁殖していないそうです。

地方的には多数いるのですが、世界的に見ると、とんでもない珍鳥とのことです。

ノジコは、木の高いところで囀り、その時は姿が見えるのですが、それ以外は、藪の中にいて容易に姿を見せないようです。

貴重な写真を提供していただいた浅見さんに感謝します。ありがとうございました。