なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

波崎漁港を飛び去っていくハシボソミズナギドリ

ハシボソミズナギドリは、繁殖期は南半球にいて、非繁殖期は北極海あたりまで北上する場合もあるそうで、ハシボソミズナギドリの移動距離は最長クラス(32,000km)といわれています。

5月から北上し、日本近海でもハシボソミズナギドリの群れを観察できるのですが、数が多いため、渡り終えるまで数か月かかるそうです。

6月中旬、波崎漁港でもいくつかのハシボソミズナギドリの群れを見かけました。内湾に浮かんでいたハシボソミズナギドリが一斉に飛び去っていきました。


そのうちの一羽が飛び去っていく姿を撮影してみました。


これからも大きな困難が待ち構えている危険な旅路が待っています。

目的地に無事到着することを願っています。








参考:以前撮影したハシボソミズナギドリ