なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

初夢

 

 

1富士(昨年5月に撮影した北富士演習場から見た富士山)

2鷹(昨年12月に撮影したハイイロチュウヒ)

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 3なすび

 

初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」という言葉があります。

この言葉の意味は諸説ありますので、いくつか拾いだしてみました。

徳川家縁の地である駿河国での高いものの順で、富士山、愛鷹山、初物のなすの値段というものです。 富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから,富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは 、事を「成す」を表しているという説。

富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉を表すという説。

富士は曾我兄弟の仇討ち(富士山の裾野)、鷹は忠臣蔵(主君浅野家の紋所が鷹の羽)、茄子は鍵屋の辻の決闘(伊賀の名産品が茄子)の三大仇討ちからきているという説。

江戸時代に最も古い富士講組織の一つがある駒込富士神社の周辺に鷹匠屋敷があった事、駒込茄子が名産物であった事物に由来していて「駒込一富士二鷹三茄子」と川柳に詠まれたという説。

まあどれもあまり「真説」とは言いがたいようですが、とにかく「おめでたい夢」なのです。

正月に見る夢が初夢だそうなので、この写真をイメージして、今晩、縁起の良い夢を見ていただけると幸いです。

皆様のご多幸を祈念いたします。