なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ミツマタ

f:id:digibirds:20210310065152j:image


f:id:digibirds:20210310183900j:image

 

上の写真は、キヤノンEOS 7DマークⅡにEF 70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着し手持ち撮影しました。

3月7日、手賀沼遊歩道は、晴れ。

路傍にミツマタの花が咲いていました。

早春に、葉に先だって3つに分かれた細い枝先に、銀色の綿毛に覆われ四つに裂けた花弁(萼)の内側が鮮やかな黄色の小花が球状に集まってうつむくように咲いています。

春を告げて咲く香りのよい花、ミツマタ(三椏)。

花(木)の名は、黄褐色の枝が3本ずつ三叉に分かれることから名づけられました。

ミツマタは成長が遅く、規則正しく3つに分かれた枝の数で成長年数がわかり、花後につける小さい種子で子孫を増やしていくようです。