上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。
午後6時過ぎの撮影ですが、夏に近づく輝く陽を浴びた花の黄色を写すことができました。
中国が原産です。わが国へは薬用植物として、江戸時代に渡来しました。名前は、白い鱗茎のかたちが二枚貝を思わせることから。この鱗茎には、アルカロイドのフリチリンやフリチララリンなどが含まれ、漢方では鎮咳や去痰、排膿の薬とされます。葉の先端が細長く伸びて、ほかの草などに巻きつきます。3月から6月ごろ、淡い緑白色の花を咲かせます。花の内側には、紫色の網目模様があり、別名で「アミガサユリ(編み笠百合)」とも呼ばれます。花後はすぐに地上部が枯れて、長い休眠に入ります。
●ユリ科バイモ属の多年草で、学名は Fritillaria verticillata var.thunbergii。英名は Zhe bei mu。