なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ウメエダシャク

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ウメエダシャクが羽化していました。

幼虫はいわゆるシャクトリムシ(尺取虫)と呼ばれるシャクガ(尺蛾)の仲間。幼虫はウメ(梅)などバラ科の葉を食草としているので、成虫のガもその周辺に湧く。カノコガ(鹿子蛾)に似た白黒の毒々しい姿で、大きさはモンシロチョウ(紋白蝶)よりほんの少し小さいくらい。真昼間に梅林などで狭い範囲の空間を複数匹がひらひらひらひら飛んでいる光景を目にする。