なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼上空を飛ぶコブハクチョウ

秋の高い手賀沼上空の青空に2羽のコブハクチョウが飛んできました。

コブハクチョウは、本来、ヨーロッパや中央アジアに生息する白鳥で、日本に輸入された外来種が野生化した鳥なのだそうです。

日本では白鳥というとオオハクチョウコハクチョウを意味するのですが、ヨーロッパで一般に白鳥というとコブハクチョウのことを意味するとのことです。

そのため、チャイコフススキー作曲のバレー音楽「白鳥の湖」の白鳥はコブハクチョウで間違いないそうです。

手賀沼には1980年代後半に1つがいが導入され野生化して毎年繁殖し、今では、手賀沼周辺に百羽以上は、住みついているようです。

手賀沼で、コブハクチョウを見れない日はほとんどなく、手賀沼では、いつでもどこでも見ることができます。

今では、手賀沼白鳥の湖といってもいいのかもしれません。


「しら鳥は か奈しからずや 
           そらの青 海のあおにも
                   そまずたヾよふ」

                   (若山牧水

注)しら鳥は、白鳥ではなく{カモメ」のようですが、ここでは、白鳥として掲載しました。