なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

追悼 百瀬さん ホトケノザ

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   上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

 

百瀬さん(我孫子野鳥の会会員)は、3月6日に逝去されました。

 

このブログは、百瀬さんの追悼のブログとさせていただきます。

 

 3月9日我孫子市市民農園の畦に咲いていたホトケノザです。 

 

ホトケノザは、その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来です。また、葉が段状に付くところから3階建ての屋根に見立てて、「サンガイクサ」という別名を持っています。道端や田んぼの畦道、コンクリートの隙間など「こんなところにも?」って言いたくなるくらい、いろんなところに生えているホトケノザ。畑の付近や土が肥沃な場所では、ホトケノザが群生している様子をよく見かけます。

 

実は、この花は、百瀬さんに教えていただいた花なのです。

 

その名前もまさかの「仏の座」です。

 

 数年前、野鳥の撮影に行った時、手賀沼の沼南の土手で、私が、この花を見つけ、その時、百瀬さんからこの花の名前を教えていただきました。今でも、はっきり記憶しています。

 

百瀬さんは音楽評論家だったので時々、クラシック音楽のお話をしたものです。

 

元気だった百瀬さんの追悼の意味で明るいベートーヴェンの「スプリング・ソナタ」(ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24)を聴くことにしました

 

百瀬さんにいろいろ教えていただき、感謝に耐えません。

 

百瀬さんのご冥福をお祈り申し上げます。