なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

トラツグミ

トラツグミを夜見たことはありません。でも、夜に鳴く声は、薄気味悪く聞こえるようで、平安時代には、妖怪、鵺(ぬえ)の鳴き声と言われたそうです。日曜日の朝、10時ころ、木の根もとの落ち葉の上を食餌しながら歩き回るトラツグミに会うことができました…

渡良瀬遊水地のハイイロチュウヒ

渡良瀬川は、渡良瀬遊水地付近で、巴波川(うずまがわ)、思川(おもいがわ)と合流して利根川につながっていきます。渡良瀬遊水地の鷹見台は、巴波川と合流するあたりの新赤麻橋(しんあかまばし)にあります。枯れた葦原を眺めていると、島崎藤村の「千曲川…

渡良瀬遊水地ねぐら入り

渡良瀬遊水地、谷中湖の彼方に夕陽が沈むころ、チュウヒや、ハイイロチュウヒがねぐらに戻ってきます。暗い中では、ハイイロチュウヒのオスは判別できやすいですが、メスは、チュウヒとの区別が難しいですね。掲載の鳥は、ハイイロチュウヒでしょうか?この…

オジロビタキ

オジロビタキは、少ない冬鳥または旅鳥です。でも、最近、関東では、あちこちに、出現しています。松戸周辺は、先年、八柱霊園、戸定邸などで撮影できました。今年も、江戸川で会うことができました。キガシラシトドの撮影現場に隣接した河川敷でした。、こ…

江戸川堤防の珍鳥キガシラシトド

キガシラシトドは、図鑑によれば「アラスカ・カナダ北西部で繁殖し、冬季はアメリカ西部に渡る。」「我が国では、1935年に東京都荒川で記録されて以降、新潟、佐渡、粟島などで記録があるだけの迷鳥だ。」そうですが、最近、江戸川堤防で発見されました…

渡良瀬遊水地のベニマシコ

渡良瀬遊水地の、旧谷中村跡にある秋楡の木にベニマシコがよく来るので、カメラマンも多く来ていますが、秋楡の木は、枝とその実が繁茂しているため、鳥の全身を撮るのに皆さん苦労しています。私もやっと撮れたのが、掲載写真です。

渡良瀬遊水地のチュウヒ

渡良瀬遊水地の葭原上空を飛ぶチュウヒです。渡良瀬では、チュウヒは、シンボルバードだったのですが、近年は、渡来数が相当減少しているとのことです。それでも10羽前後のチュウヒがねぐら入りしているようです。2005年の食性の調査では、渡良瀬のチュウ…

印旛沼酒直のサバクビタキ

昨年12月に当地に飛来して、一か月半になります。様子を見に行ってきました。元気に飛んでいました。カメラマンは、10人と少なく、最初の喧騒のなかでの撮影とは違って、落ち着いて撮影することができました。餌は、毎日、誰かが提供しているそうです。…

コミミズク渡良瀬フィーバー

土曜日の午後、渡良瀬遊水地の堤防に行きましたら、なんと100台近くの車が、堤防の周りに駐車しています。コミミズクを撮影にきた人たちです。堤防の上と下に200人以上のカメラマンが陣どっています。下野新聞に先日コミミズクの記事が掲載されたのも影響…

トビ

渡良瀬遊水地に猛禽を撮りにいくと、トビによく遭遇します。「なんだトビか?」とがっかりするのですが、トビも立派な猛禽です。一番なじみのある猛禽です。そこで今回は、撮ってみました。トビもなかなかいいですね〜。

コミミズク飛翔

渡良瀬遊水地のコミミズクです。例年、渡良瀬遊水地には、冬鳥として1〜2羽来ているそうですが、今年は5〜6羽来ているようです。この鳥の渡来数の変化は、餌となるネズミ特にハタネズミの発生数との関係が深いそうで、2004年の10羽以上も来た時は、堤防…

ホシハジロ

公園で見るホシハジロは、のんびりしているように見えますが、銚子漁港のホシハジロは、海の大波に揉まれても、なかなか逞しく元気に泳いでいます。北風の吹きすさぶ中、物ともせずに泳ぐ姿に深く感動しました。今年の冬は、厳しそうですが、寒さに耐えて頑…

イソヒヨドリ

海岸に行くといつもよく見かける鳥ですが、すばしこく隠れるのがうまいので、見ているわりには写真が撮れていません。今回もチョコチョコ動き回り思うように撮れませんでした。写真は、イソヒヨドリの♂です。

ジョウビタキ

ジョウビタキ♀です。今シーズンは、なぜか♂ばかり撮れて♀がなかなか撮れませんでした。先日ブログに掲載した白いジョウビタキは、♀でしたが、特別変わった小鳥なので例外です。♀のお腹のあたりのふかふかと暖かそうなフカフカ感がとても魅力で、大好きな鳥の…

キョウジョシギ

昨日、我孫子は初雪冠雪でした。そんな中、銚子漁港に探鳥に出かけました。途中、交通事故渋滞に3回あいました。銚子地方に雪は、無かったのですが、強烈な寒風で寒い、寒い。岸壁の波切りブロックの陽だまりの砂利の上をチョコチョコ動く鳥がいます。キョ…

オシドリ

オシドリは、美しい鳥なので冬になると毎年撮りたくなる鳥です。今年も撮りに行きました。ドングリがとても好物のようで、ドングリの獲り合いを演じます。鴛鴦の契りで有名ですが、♂♀あまり気にしていないように思えます。毎年相手を変えるそうなので、現代…

渡良瀬遊水地のコミミズク

コミミズクの名称は小さいミミズクの意味ではなくてトラフズクよりも耳が小さい小耳だということだそうです。渡良瀬遊水地のコミミズクは朝も10時半ころまでとんでいたそうですが、午後2序半ころ飛び始めました。獲物がなかなか獲れないようで、よく働く…

多摩川のトラフズク

風が冷たい1日でした。多摩川の河川敷の柳の枝も風になびいてトラフズクも寒そうでした。トラフズクの一家でしょうか、6羽が枝で休んでいます。朝の深い眠りの中、わずかに目を開けた時を狙うのですが、上手くいきません。なんとかそのうちの一羽の目が半…

ベニマシコ

フィ、フィと鳴く声が・・・、ベニマシコです。秋楡の木の実を食べに群がっています。羽をばたつかせながらアクロバットのような姿勢で実をついばんだりしています。食べるのに夢中で♂と♀が鉢合わせ。今年も冬の「赤い鳥」に会えました。

藤鼠(ふじねず)の暮色の山の端に舞うチュウヒ

「夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三 つなど、飛び急ぐさへあはれなり。」枕草子 渡良瀬遊水地のチュウヒの塒入りの情景です。冬の日も3時を過ぎると、残照が茜色からだんだんと色あせて、夕闇に包まれる…

もうすぐ春が

梅が咲いています。じゅんさい池ては、寒い北風の吹く陽だまりに紅梅、白梅が咲いていました。カワセミも寒さに耐え頑張って飛んでいました。 「梅一輪、一輪ほどのあたたかさ」服部嵐雪

ハイイロチュウヒ

渡良瀬遊水地付近の田んぼでハイイロチュウヒを撮りました。チュウヒは、葦原を好み、ハイイロチュウヒは、田んぼを好むんでしょうか?ハイイロチュウヒ♂は、実物は写真よりももっと綺麗にみえます。

小見川大橋付近のミサゴ

小見川大橋付近を悠然と飛ぶミサゴです。

白いジョウビタキ

昨年の秋ごろから話題になっている舞岡公園の白化ジョウビタキを撮ってきました。コムラサキの実を美味しそうに食べていました。

チュウヒ

小見川大橋付近で草原の鷹チュウヒ(英語名:ハリアー)が遠く飛んで行くのがみえました。もう少し近くで撮れたら良かったのですが・・・

ヒメウ

ヒメウがウミウの群れのなかにいました。何回ももぐったり、日向ぼっこをしたり、飛んでみたりと目まぐるしく動きます。ウミウやカワウに比べ、全身が黒く少し小ぶりでスマートなウです。関東では、冬鳥です。 ヒメウ(左)右はウミウ

シノリガモ

綺麗なカモに会えました。シノリガモです。よく潜水するカモです。掲載写真では小魚と小蟹を咥えています。初見発撮りです。

ミコアイサ

神之池のミコアイサです。比較的警戒心が強いカモなのでなかなか近くに寄れません。近くに行くと飛び立たれてしまいます。オスもメスも撮れたのでまずは良かったとおもいます。

今年もコイカル

今年の初撮りもコイカルでした。昨年も1月3日にコイカルを撮りました。手賀沼遊歩道に毎年来ているこの子にやっと会えました。「今年も春から縁起がいいわぃ」

オオタカ

「一富士二鷹三茄子」、初夢に見ると 良いそうなので、昨年、我孫子市北新田で撮ったオオタカを掲載します。皆さんの初夢は如何だったでしょうか?今年も猛禽に会えますように・・・ オオタカ