なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

懐かしい「れんげ草}

子供の頃、家の近くの田圃は、春になると綺麗なレンゲ畑になって春の風物詩を醸し出していました。が、いつのまにかレンゲ畑を見かけなくなって、「れんげ草」の記憶は、忘却の彼方に消えて行きました。
手賀沼遊歩道の近くで「レンゲ畑」を見つけました。消えて行った「れんげ畑」の記憶が蘇えりました。懐かしさでいっぱいになりました。

♪「春の小川は さらさら流る。 岸のすみれや れんげの花に、
匂(にお)いめでたく 色うつくしく 咲けよ咲けよと ささやく如く。」
             「春の小川」 (作詞 高野辰之 作曲 岡野 貞)

当時の記憶を辿ってみると、我が家では「うさぎ」を飼育していました。幼稚園から帰った後、母親と二人で「うさぎ」の食べる草を刈りに田圃の畦道によく行きました。春になると、その畦道のあちこちに、可憐なレンゲ草が咲いていました。家から遠ざかると、母がよく歌ってくれた{あの町 この町」(野口 雨情 作詞 中山 晋平 作曲) の歌も懐かしい思い出です。

♪あの町 この町        ♪お家(うち)がだんだん
日が暮れる 日が暮れる      遠くなる 遠くなる
今きたこの道             今きたこの道   
かえりゃんせ かえりゃんせ    かえりゃんせかえりゃんせ


♪お空に夕(ゆうべ)の
星が出る 星が出る
今きたこの道
かえりゃんせ かえりゃんせ