上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。
レンゲは、根に「根粒」というこぶのようなものがたくさんあります。ここに「根粒菌」という細菌がレンゲの養分を餌にしてたくさん住んでいます。
根粒菌は、空気中の窒素を植物が吸収できる形に変えて蓄える(窒素を固定する)能力があります。レンゲはちょっとの養分を餌として提供する代わりに、菌が作ってくれる窒素肥料をもらっています。
かっては、この肥料を利用して稲作に利用していましたが、田植えを早期にするため、化学肥料に取り替えられました。
春の景色のレンゲ畑は、急速に見られなくなってしまいました。
でも、懐かしいレンゲ畑が、ここにありました。
「春の小川」
(作詞 高野辰之 作曲 岡野 貞)
「春の小川は さらさら流る。
岸のすみれや れんげの花に、
匂(にお)いめでたく
色うつくしく 咲けよ咲けよと ささやく如く。」