なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

夏の戦場ガ原

日光観光協会の説明資料によれば、「戦場ガ原は、標高1400メートルの高地に広がる400ヘクタールの湿原である。周囲は東の男体山をはじめ、太郎山-たろうさん-、山王帽子山-さんのうぼうしやま-、三岳-みつだけ-などに囲まれ、中禅寺湖のほうから湯元へ抜ける国道120号が貫通している。
 2万年前の戦場ガ原は、日光火山群の噴火でせき止められた湖だったといわれる。しかし、乾燥化や土砂の流入、さらには男体山の噴火による軽石流が流れ込んで、いまの湿原の姿に変わっていったという。」とのこと。

雨上がりの夏の戦場ヶ原の風景を撮影しました。この日は、気温も低く、歩いても少し汗ばむ程度です。ぼんやりした曇り空で、風の強弱で霞みの濃淡が変わる、不安定な空模様でした。時々、にわか雨がぱらつくので、1時間程度の滞在できりあげました。