秋晴れの昼下がり、エゾビタキが、ミズキの木にとまって、トンボをフライング・キャッチしようと空を見つめていましたが、あまり自信がないのか?なかなか飛びません。
そのうちに飛び立ちましたが、何もとらずに戻ってきました。気を取り直して、再度、飛んで行きました。今回は頑張って、見事に黒紫っぽい実をくわえてきました。ミズキの実です。
近くにミズキの熟れた実が、たくさんあって、簡単に食べれそうなので、トンボなどを捕るよりも、ミズキの実のほうを選んだようです。
このエゾビタキは、実をくわえて飛んできますが、枝につかまると、すぐに呑み込んでしまうようで、枝にとまった後は、実をくわえていません。
エゾビタキは、夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で局地的に繁殖するので、名前に蝦夷(えぞ)がつくそうです。冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬するそうで、日本では、主に秋に見られる旅鳥です。
トンボを捕るのを見たいと思いましたが、その後もミズキの実ばかりを選んで、トンボはとりませんでした。
エゾビタキもイージー・ゴーイングなのかもしれませんねぇ〜。